こんばんわ！いよいよ、明日は試合の日となりました！
コスプレ材料店の盆休み、里村明衣子の欠場と試練が多いですが、ここは一つ、テンション上げていこうと思います！！ さて、一番最初にも書きましたが、そもそも、なぜ私はコスプレレスラーを名乗るのか?
今回は、デビュー8年を振り返る意味と、このblogで私を初めて知って頂いた方のために、私がコスプレを始めることになったキッカケを、簡単にお伝えしておこうと思います。

私は今から８年前、全日本女子プロレス主催の日本武道館大会でデビューしました。
女子選手の日本武道館デビューはなんと史上初！後にも先にも私だけなんです。

どうですか、この華々しさ！
更にパートナーは長与千種！
対戦相手はアジャ・コング！

もの凄いお膳立ての中、デビューした私は、今ではほとんど食らうことのない、裏拳で負けました。
…といっても、実はこのデビューには思い切り“裏”があったのですが、このあたりの話はまたいつか…。

ちなみに、過去に日本武道館でデビューしたプロレスラーは、私と安田忠夫選手と兼吾選手の3人とか。

…微妙だなぁ。

当時の私は、一応、アイドルレスラーという肩書きで売られていたそうです。
そういえば、水着グラビアらしきものもやったような気がします。
我ながらチャンチャラおかしいですね。

しかし、実力がないので、案の定、徐々に鳴かず飛ばずの新人時代となり、更に微妙に太り出したので、やっと会社も、自分にアイドルの素質がまったくない事に気付いたようでした。

転機になったのは、97年9月の川崎大会。
その日、ダブルヘッダーを予定していた永島が第1試合で負傷し、次の試合に出られなくなりました。

バックステージがてんやわんやする中、そこでいきなり言われたのが「取り合えず、お前行け！」
既に第1試合に出ていた私は、内心「えー…」とか思いながらも、イヤと言えるはずがなく、試合に出場しました。

この時、相手と客席から明らかに漂った空気は「なんだ、広田かよ…」。
私にも、当時は意地とか負けん気のようなものがありました。
私はこの空気をブチ破るべく、半ばヤケクソ気味に「私だって、いつまでもヘナチョコじゃいられねぇんだよぉ！」と絶叫して、相手にヒップアタックをかましました。
知る人ぞ知る、“ヘナチョコ宣言”です。
しかし、この、意地とプライドを賭けた私の一言は……笑われました。

そこから私の試合の空気が変わりました。
試合をやる度、技をやる度、何故かお客様さん達が私を見て笑い出だしたのです。
一生懸命やるんだけど、ヘタ。要するに失笑ですね。

普通、選手は試合で笑われたらヘコみます。
しかし、なぜかそれが私にはとても快感でした。

これは、めちゃくちゃおいしいんじゃないか?
どうせまともに行っても、勝てないし。

そこから数年は、“失笑レスラー”を極める作業に取り掛かりました(本当に失笑されることが半分以上でしたが)。
そして、相手の仕草を真似するという、精神にダメージを与える技を開発した頃、ある選手が私に言いました。

「いっその事、コスチュームも真似したらどう？」

その言葉が私の新しい扉を開きました。
記念すべきコスプレ第1号のモデルは、デビル雅美選手。

観客の歓声。
対戦相手のしてやられたと言う表情。

私は何となく手応えを掴み、その後の方向性が定まりました。
そして、助言をくれたある選手とは、日直・長与千種でした。

…まぁ、コスプレ開始の経緯はざっとこんな感じですが、今後、折を見て他のエピソードも書いていきます。

それにしても、コスプレ道約６年。
本当にヘこんだ事もあったし、自分の才能、素質を恨んだ事もありました。
いつも自問自答していた時もあったなぁ。
それでも、長与選手の(無責任な)一言がなかったら、私は既にこの業界にいなかったかも知れません。ホントに感謝してます。

…おっと、ガラにもなく語ってしまったよ。やはり試合前と言う事で、すでにテンションが上がり、饒舌になってしまったようです。
それでは明日会場で会える人は会いましょう。
来れない人は、ココで会いましょう。
お休みなさ〜い。

（※写真と本文は関係ありません）

みんな、いつも勝手な書き込みありがとう。たまには、お返事書くからね。

でもなぁ！今日は、ハッキリ言って怒っている！ 電車に乗っていた子供にだ！マナーがなっていない。しかも親も隣に座っているではないか。その親１人、息子２人の親子連れは、優先席に座り「僕から始まるリズムにあわせて♪」と、゛あの゛ゲームを大声でやっていた。
ここは車内だぞ。しかも、兄弟二人とも、微妙にリズムがあってないのが、余計イライラさせる。そろそろ泣かすか？と思っていたら、次の駅で老夫婦が乗ってきた。
にもかかわらず、席を譲らないとは何事だ！
優先席に座るのは、別に構わないと思う。ただし、来るべき時が来たら譲る事が前提としてだ！
ＷＯＲＤ　ＬＩＦＥ！これ、マジ！

しかし、その老夫婦もシルバー権限を最大限に生かし「座るから詰めて」と子供に言い放った。ブラボー！さすが人生の先輩。ところが、驚いたのはその親子。ホントに詰めただけだった。
しかもちょっとだけ。そこは席立っとこうよ。空気読もうよ。そしてさらに、ゲームの続きを始めたのだ！そこでさすがの私もプチっときて、搾りカス程度の正義感を振りかざすことにした。

広田さくらは親子に近寄り、鬼の形相で首をカッ切るポーズをしながら、ズバリ一言
「お前等はもう…GAME　OVERだ！！！」
そう怒鳴ってやろうかと思いましたが、席を立つのもめんどっちかったので、口に人差し指だけ当てて、「シー！」と、かわいくやっときました。顔だけ鬼の形相で。

でも、ピタリとやめましたヨ。かわいいお坊ちゃまですコト。

さて、後数時間でいよいよアテネ五輪の開幕式ですね。同じアスリートとして、みんなには頑張ってほしいです。
今日は当り障りの無いコメントで、お休みなさい…。

追伸：良いコスプレ材料をゲットしました。明後日が楽しみです。

こんにちは。７０００人もの人から盗み見されている広田さくらです。
みんな、愛のあるコメントありがとう！ それにしても７０００人…凄いですなぁ。７０００人といえば、東京都奥多摩町の人口とほぼ同じです。

全奥多磨町民から愛される広田。微妙なスケールです。

今日は私もトレーニングに参加。それもリング上で寝転がる、独自のイメージトレーニングを行いました。これは、”間”を極めるためにとても大切なトレーニングです。
プロレスに大切なのは”間”ですから。でも、周りからは寝ているようにしか見えないのが残念です。
そんな激しい練習も終わり、近所の八百屋に行き、そこで素敵なフルーツを見つけました。北海道の人面スイカです。世の中には、まだまだ私の知らない物がたくさんあるなぁ。

その後、美容院に行きました。私には行きつけの店がないので、今回もお手ごろ価格の美容院を探したのですが、その店で私は2つのカルチャーショックを受けました。1つは私の隣にいたお客です。
名前はイメージ的に「よしを」と言う感じ。よしをは週刊誌を読んでいました。そして、くしゃみをし始めました。あまりに連続するくしゃみに、美容師が「大丈夫ですか？」と声を掛けると、よしをは答えました。「ええ、鼻に毛が入って…」。私は耳を疑いました。…入ったっていうか、それ、自分の鼻毛じゃないのかよ！
例えそうだったとしても、そこは「ええ、ちょっと冷房が…」などと答えるべきでした。
案の定、美容師は「ふふぁうふ」と、リアクションに困っていました。

そしてもう1つ。私がよしをに釘付けになっていると、私の担当美容師が言いました。「カラーに入ります。汁を作って来ますのでお待ちください」…汁！？汁で染めんのかよ！なんて素敵な美容院でしょう。しばらくここに通ってみようとココロに決め、さわやかな気持で店を出ました。

そして、昨日いけなかった買出しに向かったのですが、私がコスプレ材料調達で良く行く店が、なんと今日からお盆で休みに入ってしまいました。とっても痛いなぁ…。

来年からは、お盆時期の試合は止めてもらうよう、会社に訴えよう。そんなわけで、今度のコスプレは道場の在庫素材だけで作るという、ある意味での試練です。
日曜日の天野戦危うし…。それでは、汁染めの女はもう寝るとします。おやすみなさい。

皆様、たくさんの応援メッセージありがとうございます！「話題のBlog」に載せて頂いてからというもの、毎日リアクションがあって、とてもうれしいです。
しかし、ここはやはり新参者、近隣の方とは仲良くやっていかないと…。 あ、隣に健介選手…ご無沙汰しております。
北斗師匠も相変わらずの恐妻ぶりで。いえ、ご活躍ぶりで…。

いつか、ご挨拶に伺いたいと思っております。
さて、試合も５日後と迫り、選手の練習にも熱が入ってきました。私もミシンのペダルを踏む足に熱が入ります。そのミシンが織り成す単調な騒音は、暑い道場を更に暑苦しくするようで、今日は皆に文句を言われながら、肩身を狭くしてコスプレを作りました。

そして、コスプレ作りが一段落してから、過去のコスプレ作品の整理整頓をしたのですが、そのとき出てきたのが、写真の「ぢ」のヘルメットです。これは７月末の名古屋祭りの時に、山田選手との試合で使ったものです。

決して、野呂けいすけではありません。その時は山田選手のコスプレを着て、このヘルメットを被って試合をしました。結果はもちろん負けましたが、山田選手には相当の精神的ダメージを与えられたはずです。これぞまさに、肉を切らずに骨を絶つ。私の戦いの真髄です。

ところでこの文字、名古屋の方なら一目瞭然だと思いますが、久屋大通りの“あの”看板です。私は「ぢ」に対する思い入れが非常に強く、得意技のボ・ラギノールもまた、その一つです。
この技は両掌を胸の前で合わせ、相手の臀部を下から狙って、四指を第一関節まで突き刺すという技で、持続効果は約２週間、初めての人でも安心です。

ちなみに名前のイントネーションからもわかるように、本来はルチャのテクニックの一つです。
そして、賞金女王・天野と私は、「ときめきボ・ラギノール」というチームを結成しています。「ときめき」とは何なのか？なぜ、「ボ」と「ラ」の間には濁点がついているのか？

興味のある方は、後楽園大会での天野との同門対尻…いや、同門対穴…いや、同門対決をぜひ見に来てください。しょぼい結果をお約束します。

しかし今日は散々な一日でした、整理整頓を終え、追加のコスプレ材料を買いに行くべく、電車に乗ったら反対車線。
間違いに気づいてUターンするも、店についたら閉
店時間過ぎ。
仕方なく、ジムに行こうと向かったらお盆休み中。腹いせに本屋で一時間立ち読みをしてやりましたが、悲劇は終わらず、帰る途中に目の中に虫が入り、未だに私の左眼は赤く澱んでおります。不幸は重なるものですね。

それでは皆様、私のBlogが話題でなくなるのも時間の問題だと思われますので、今にうちにブックマークつけて置いてくださいね。ではまた。

こんにちは。
今日は森田一義アワーに出演してきました。見てくれたみなさん、ありがとう。ちなみに私は選手のコスチュームは盗みません。チョット借りているだけですし、コスプレを作る時のお手本にしているだけなのです。それにしても、生放送は怒涛のように過ぎますな。 リハでは他にもいろんな質問があり、「女子レスラーが私生活でやってはいけないこと」と言う質問に、長与選手は「合コン」、植松は「子作り」、尾崎は「誘いに付いて行く」と答えていました。
私が「まぁ、みんな心配ないですね」と言ったら、両サイドから殴られました。トホホです。ちなみに私は「子供を泣かしてはいけない」と答えました。

ま、適当です。そして収録を終え、外で出待ちしていたファンを巻いて、アルタを後にしました。

ところで今週末の後楽園は、この前OZ興行で優勝した天野とシングル！ここは一つ豪華なコスプレでも作って、全額天野に出してもらうことにしますので、みなさんぜひ試合を見に来て下さい！…そして今、blogを書いていて、気付いてしまいました、…
週末が試合なのに、今週に入ってまだ練習をしてない！更に明日あたりからコスプレ創作に取りかかるので、当分練習が出来そうもない！

ああ、とても残念です。残念だなぁ。それでは、ミシンがけが忙しくなりそうなので、明日に備えてもう寝ます。