福徳学院高等学校 テニス部

2017年も残すところわずかとなりました。



毎日が自分との葛藤の日々で、後退と前進を繰り返しながら成長へとつながっていきます。



そんな中でも、テニスが当たり前のように出来ていることに、気づかなければなりません。



生きている、『生かされている』中でテニスが出来ることは当たり前ではありません。



何事にも感謝する気持ちを忘れずに2018年、取り組んでいきたいと思います。





『日々努力』
『日々成長』
『日々感謝』





今後も応援よろしくお願いいたします！

自分は今年、病気になり今までで1番つらくてきつい半年を過ごしました。なんで自分がなったのか、なんで自分がこんな思いをしないといけないのか、そればかり思っていました。毎日、ベッドの上で過ごす日々はつらくて嫌でたまりませんでした。自分がテニスをしていない間に結果を残すメンバーの姿に焦りと不安でいっぱいでした。いつまでこうしていればいいのか。今更復帰しても自分に何が出来るのか。苦しくてつらくてきつくてたまりませんでした。
でも、そんな中でも嫌なことばかりではありませんでした。自分が病気になってから毎日欠かさず連絡をくれる仲間、自分を笑顔にしようと面白い画像を送ってくれる仲間、自分の分まで頑張ると言ってくれた仲間、自分の元まで会いに来てくれた仲間、自分はこんなにたくさんの人に思われて支えてもらえて助けられてこれは当たり前じゃないのだと、感謝するべきことなのだと思いました。自分は病気になんて負けたくなかったから絶対このきつい病気に勝ってまた復帰して学校に通ってやると思いました。病気になる前は当たり前だと思っていたことは全てが当たり前なんかではなかった事が分かりました。テニスが出来ている時はきつくて面倒くさいと思っていた時もありました。でも、テニスができる環境、テニスをできる時間、テニスを一緒にする仲間、テニスラケット、テニスボール、友達に会える毎日、健康な体、その全ては奇跡なんだと思いました。病気に勝った今の自分だからこそ、そう思えるようになりました。
だから、来年の自分の目標は自分が病気中にお世話になった人や自分を心配してくれた仲間のため、病気にうち勝った自分のために、そして何よりも1番心配をかけたにも関わらず自分が一番つらい時にずっと支えてくれた両親のためにインターハイのメンバーに入ることです。そして健康で過ごせる毎日に感謝を忘れずに1日1日を大切に過ごしていきます。
自分のこの経験はきっとこの先、自分の武器になります。自分の自信にもなります。だからどんなにつらくてもこの幸せな毎日の奇跡を、当たり前じゃない大切な日々を噛み締めて頑張っていきたいです。

1年 内田詩乃

来年の目標

今年は、国体に出場し、一つでも多く勝つという事を目標に日々練習に励んできました。いつも目標設定だけで、達成出来たことがほとんどなかった中、国体に出場させていただき、また、インターハイ個人シングルスにも出場し、団体では、チームの１として試合にも出させていただき、目標を達成することができたのと同時に、とても濃い一年となりました。
今年一年は、自分の中でも色々な面で凄く成長でき、経験し、多く事を学びました。新チームとなり、また違う面で、テニスの大変さも知り、団体としてチームをまとめていく、という難しさも学びました。
九州選抜の純心との試合で、いつも相手の流れになってしまうと、なかなか自分から打てず、ミスも増え、どんどんゲームを離されていたけど、どんなボールも相手のコートに返す。相手に合わせない。これを徹底してやる事で、苦しい戦いを制し、自分の勝利、そして、チームの1ポイントに貢献できました。今までだったら負けていた試合も、１として戦え、自分の成長を感じる事が出来ました。
でも、逆に悔しい結果で終わってしまった試合もたくさんありました。今の自分では通用しない。そう感じる試合も多かったです。だからこそ〝勝ちたい〟という思いをぶつけていかなければなりません。
来年の目標は、国体に出場する事、個人で全国ベスト8に入る事、そして、先生がいつも言っている、自分のシードより上に上がる事です。来年から高校生活で最後の大会や遠征が増えてきます。一日一日を無駄にしないよう、自分で考え過ごしていきます。そして、今こうして当たり前のように出来ているテニス。皆んなと同じコートに立って、一緒にテニスが出来る事がどれだけ幸せな事か。毎日が当たり前のようだけど、いつ出来なくなるか分からない。だからこそ、一日一日を大切に、常に感謝の気持ちを持ち、自分の大好きなテニスをします。
来年もきつい練習や、苦しい試合を、チーム全員で乗り越えていきます。
まだまだな自分達ですが、これからも応援よろしくお願いします。

2年 中島 つぐみ

来年の目標
自分の来年の目標は、九州で1番になることです。
今年の目標も九州で1番になることでしたが、達成することが出来ませんでした。練習ではできるのに試合でできないという悔しい思いをしました。なので来年こそは練習でできたことをすべて出し切れるぐらいになりたいです。
1番になりたいと望むだけでは達成することができません。そのために必要なことは、技術の向上です。技術を向上させるために必要なことは、基礎を磨くことです。軸をぶらさない、下半身の力で打つ、スプリットステップなどの基本をしっかり身につけることができれば、ミスを減らすことができ、試合中に余裕がうまれ色々ないことを考えて実行することができるようになると思います。それらができるようになれば、自然と自信がつきます。自信がつけば、勇気がわきます。勇気がわけば、積極的なプレーをすることができ勝ちにつながります。
なのでこれからの練習では、基礎を磨いていきたいと思います。
　　　　　　
1年　河合　歩