試合前から
薄々感じていた。
バンビにダンディの素質があるんじゃないかと
彼女も気付いていたらしく
快くダンディーズ入りをしてくれた。
バンディの誕生だ!
ダンディー!
明日は試合だな。
サバイバルマッチらしい・・
しかし
何人が束になって
かかって来ようと
最後に残るのは
ダンディな奴と相場は決まっている。
つまり
最後まで
生き残るのは
ダンディー!
今日も暑い。
しかし
空を見ると
綺麗な青空
そう
まるで
俺の心のようだ
ダンディーな男は
澄みきった心を持っている。
ダンディー!
電車に乗っていると
空き缶がカラカラと転がり始めた。
その空き缶を拾い
ゴミ箱に。
世の中にはダンディじゃない奴がいるんだな・・
しかし!
俺は違う。
そう
何故なら俺は・・
ダンディー!