オランダのロッテルダムで行われていた体操の世界選手権。
日本の内村航平選手が男子個人総合連覇、団体総合銀メダル、
種目別の床で銀メダル、平行棒で銅メダルと
メダル4つの大活躍を見せましたが、
日本女子の田中理恵選手の活躍も話題になりました。
日本女子代表の中ではもっとも大柄(156cm・46kg)で、
女性らしい丁寧でしなやかな演技でチームを引っ張りました。
この演技の美しさが評価されて、
「見るものを魅了した演技をした選手」として表彰されました。
賞金は日本円でおよそ40万円(5000USドル)、
副賞はその賞金以上の値段がつきそうな高級腕時計だったとか。

今回の世界選手権でもいえたことですが、
数年前から女子体操選手の体型が変わってきたような気がするんです。
と、言うよりも大昔に戻ってきているような感じもするんです。
You Tubeで
1936年のベルリンオリンピック体操競技の白黒映像を見たり、
1964年の東京オリンピックを伝える新聞縮刷を見ていると、
大柄で大人の女性らしいメリハリが付いたボディラインをもつ選手が
多いように見えます。
田中選手といい、欧米の選手たちといい、
こういうボディラインを持っていて、
そして大きくもしなやかな演技をしているんです。
誤解を恐れない言い方をするならば、
助成らしい演技をする選手たちの対極に
日本のほかの選手や中国の選手のように
メリハリがなく華奢な少女体型で
派手な演技をする選手がいるのだろうと思います。
この2極分化はしばらく続くでしょう。
そこからどんな歩み寄りが見えてくるのか見守りたいです。

それでは、また次回です。
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何週か前に大宮アルディージャの観客水増し問題が発覚したことを書きましたが、
また大きな動きが出ましたね。

最悪の結末になってしまったと言っていいでしょう。
発覚直後の私の印象というのは、事務処理のミスに誰も気づかず、
水増しした人数がいつのまにか公式入場者数として公表されたものであって、
悪意はないものという感じでした。
しかし、渡辺代表が会見で明かしたのは、
ある幹部が常態的かつ巧妙に3年近くもやり続けていたっていうんです。
アルディージャは「アルディージャの誓い」と銘打って経営改革に打ってでて、
ある程度の成果が出始めたところでこの一件は本当に残念です。
中でも2年で(?)動員数30万人という
目標が達成したのはすごいって思っていたのに。
渡辺代表が退陣した後からが大事です。
原因究明や再発防止策を考えていかないといけません。
ファンへの信頼を取り戻すのは簡単ではないかもしれません。
でも、復活を信じるファンは少なからずいるはずですから、
そのファンのためにも頑張って欲しいですね。

では、また次回です。
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サッカー日本代表の監督となったザッケローニさん。
アルゼンチンを見事に完封したと思えば、
韓国にも何となく手応えを感じられるようなスコアレスドロー。
今までのもやもやした代表戦後の感覚とは違って、
すっきりした夜を過ごせたのではないでしょうか?

特に印象に残ったのはなめらかな攻守の切り替え。
「一人で守るな!」
とザックさんが選手たちに口酸っぱくいっているからか、
相手よりも多い人数を持ち込んでいって
誰かが圧迫して相手からボールを奪い、
そして別の誰かがボールをキープして一気に攻めていく。
一人で何でもやろうとすると時間がかかってしまうことを
素早くできるようになった気がします。

ザックジャパンになってからのなめらかな攻守の切り替えをみて、
スモールベースボールという言葉が思い浮かびました。
まさに「打線」を構築するイメージです。
ライトにレフトにセンターに打球を転がし、
塁にでたランナーを一つ一つ進めてホームを目指していく。
丁寧さとスピードとパワーのバランスが求められる野球です。
4番を3人も4人も並べているような
ド迫力の攻撃陣が自慢のアルゼンチンに勝てたことも、
こう考えると不思議ではなくなってきた気がします。
自信を持ち、ひたすら前を向いていければ、
ザックジャパンに光は射してくるでしょう。
来年、松の内が取れた途端にスタートする
アジアカップも楽しみにしましょう。

それでは、また次回です。
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いよいよザックジャパン出陣!
相手は何とメッシのアルゼンチン!!
果たしてザックジャパンはどんな戦いを見せるのか…
なんてことを今週は書こうと思っていたのですが、
10月6日付のスポーツ報知東京版の記事を見て
気持ちが変わりました。

10月2日に埼玉スタジアムで行われた
大宮アルディージャと浦和レッズのさいたまダービーで、
主管クラブ(野球でいえば主催球団)のアルディージャが
来場者数を4000人ほど水増しして公表した疑いが浮上したとか。
二つの意味で驚きました。
まずは水増しの疑いがかけられたこと。
いわゆる球界再編をきっかけに
プロ野球でも2005年から来場者数を1の位まで公表していますが、
Jリーグでは誕生当初から1の位まで公表する実数発表をしています。
それなのに下駄を履かせようとするのはどうして?って思います。
誤魔化しようのない数字をいじってもプラスにならないのに…不思議です。
もう一つはレッズ目線での驚きです。
水増した数字が3万3000人あまりというならば、
実際の来場者数は2万9000人くらい。
アルディージャがホームの試合なので単純な比較はできませんが
(どれくらいの座席を開放したかによって許容人数が変わってきます)、
浦和レッズのホームでもある埼玉スタジアムで行われたダービーで
3万人も集まらないなんて・・・。
最近苦手にしているアルディージャ相手じゃ
今のレッズでは勝てないと思うファンが多くいるのか、
レッズそのものに魅力を感じるファンが少なくなっているのか…。
観客動員数が減っているというニュースが伝わり、
そしてこの一件で露わになった数字も伝わって、少々寂しさも感じます。
しかし、レッズを信じているファンはたくさんいると聞きます。
そんなファンを振り向かせる魅力を取り戻す日はきっと来るはずです。
そして、Jリーグに新たな輝きが見られるようになる日も来るはずです。

では、また次回です。
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