ここ数日、フジテレビの高島彩アナの退社をめぐる報道で
スポーツ紙の芸能面はにぎやかになっています。
公式の発表が出た翌日には
このニュースを1面にしたスポーツ紙も東京にはありました。

さて、高島さんといえばオリコンの好きな女子アナランキングで
男女問わず満遍なく支持を集め、
5年連続で1位になっている国民的女子アナといってもいい存在。
高島さんの上司だった山中秀樹さんは
「もし彼女がいなくなったら、
フジテレビにとっては大きな打撃になるはずだ」
と、フリーになってからラジオ番組で打ち明けていたのを
このニュースを知ったときに思い出しました。
高島さんは場の空気をよく読みつくしている人だと
ブラウン管越しに見て感じます。
それに、「私が!」っていう感じがないのに
存在感があるのはすごいです。
そんな高島さんが朝の番組を9月で降板して、
年内にはフジテレビを退社するというんです。
ただ、新聞各紙の報道には疑問を感じました。

誤解を恐れない言い方をさせてもらえれば、
「何で『寿退社』と決め付けるんだろう?」って思うんです。
状況証拠はある程度あるでしょうけど、
本人はそうだと認める発言をしていないだけに
性急過ぎる気がします。
本人が言うところの
「少しゆっくりする時間が欲しい」というのが
主たる理由だろうと思うのですが、
そうだとすれば、心配になってくることがあります。
「まさか、燃え尽きたんじゃないんでしょ?」
退社宣言をテレビで見ていたとき、
一緒に見ていた家族が
「表情に余裕がなくなってきた。病気?」
なんていっていました。
その瞬間はぞっとしましたが
紙面やウェブを見てみると、
慢性的な体調不良に悩んでという文言がありましたから
「燃え尽きたんじゃ…」なんて思ってしまいました。
ギャンブルもお酒も大好きな「アヤパン」として世に出てから
全力疾走しっぱなしの10年でしたから、
少し緩めるための時間が必要になったろうと思います。
ただ、これまでの輝きを取り戻せなくなって
燃え尽きてしまっては困ります。

ひとまず、お疲れ様と声をかけたいですね。

それでは、また次回です。
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夏休み後半にセリーグ全チームが
復刻版ユニフォームで戦うカードが各チーム2つずつ組まれ、
その最初のカードが行われています。
中でも阪神は昭和23年から24年、
つまり1リーグ時代末期のものを再現しているそうです。
縦じまが入っていない濃紺一色。
当時も今も「黒いユニフォーム」なんていわれているそうです。
ユニフォームや球団旗のデザインを通じて野球の歴史を研究している
綱島理友さんのコラムを読んだところでは、
戦後の物不足がきっかけで生まれたユニフォームだったらしいんです。
縦じまのユニフォームを使っていた時期も太平洋戦争直後にはあったようですが、
縦じまを入れるための生地が底をついてしまったからか
縦じまのない
濃紺のユニフォームと白いユニフォームが使われるようになったみたいです。
何とかして野球をしたいという
思いの強さが生み出したユニフォームともいえますね。
太平洋戦争が終わって65年。
昭和17年夏に行われた「幻の甲子園」のドキュメントが放送されたり、
この「黒いユニフォーム」が復刻されたりして、
今年の夏は野球ができる幸せ、野球を楽しむ幸せを
いろいろな形でかみ締める夏になりそうです。

では、また次回です。
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東京ドームで行われた2軍戦に行ってきました。
以前よりか試合数が減っているようですが、
毎年夏休みに巨人が行っているイースタンリーグ公式戦。
演出といい、客の入りといい、普段の2軍戦と比べ物になりません。
私が行ってきた8月9日の千葉ロッテ戦には1万7000人、
翌日(千葉ロッテ戦)には1万9000人も集まったそうです。

オーロラビジョンや登場テーマなど一軍に近い演出をしていますし、
イベントもいろいろやっていたといいます。
この時期の巨人の2軍戦を見たのは3度目なんですが、
さすが巨人って毎回のように思ってしまいます。
「大物選手を1000円そこそこで見られるんだから、
そりゃ集まるでしょ」
って、いいたくなる方も多いでしょう。
ちょっと違うと思います。
若手選手が一軍の試合に近い雰囲気のスタジアムで奮闘し、
きらりと輝く瞬間を楽しみに来ている人たちが
1万何千人も集まっているんだろうと思います。


そんな中、イースタンリーグを大きく揺るがすニュースが舞い込んできました。
湘南シーレックスの名前が
今年の公式戦を最後に消えてしまうんです。

横須賀スタジアムをホームとして引き続き使用するといいますが、
「湘南」の魂は忘れてはいけません。
訳あって、2002年の秋から2006年の春ごろまで
週1回くらいのペースで横須賀や平塚で湘南のゲームに通っていたのですが、
横浜ベイスターズのユニフォームを目指すため、
ベイスターズと似ても似つかぬシーレックスのユニフォームを着て奮闘しているのを
地元のファンが一生懸命盛り上げていく姿が今の記憶に残っています。
だって、それぞれの選手に登場テーマ曲が用意されていて、
ホームサイドのスタンドからはトランペットや太鼓の音が聞こえてくるんです。
1万何千人も集まる東京ドームほどではありませんが、
いいプレー一つ見せると大きな拍手が響くんです。
また、湘南シーレックスのゲームを神奈川県内各地で開催するときには
街あげてのイベントとして誰もが注目するような空気もあると思うんです。
横浜ベイスターズのファームチームになったとしても、
横須賀や県央・県西部といった
地域ぐるみで選手を育てていくような土壌を
簡単に損なわせるわけにはいかないでしょう。

これからの横浜ベイスターズファームにも注目していきたいです。

それでは、また次回です。
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更新が遅くなってしまいました。
申し訳ありません。

熱戦が展開されている高校総体。
今年は沖縄での「美ら島沖縄総体」ということで、
普段と違う暑さの中での戦いです。
これまで連覇を続けてきたチームが敗れ
新しいチャンピオンが生まれることが、
球技で多く見られているような気がします。
そんな中で、サッカー業界で
インターハイの存在価値が揺るぎだしているといいます。

ある強豪校の監督はスポーツナビ(だったはず)のインタビューで
「インターハイから撤退することも考えてもいいのでは?」
なんてコメントしているんです。
インターハイのスケジュールというのは
サッカー業界では非常識といわれてしまいそうな強行日程なんです。
1日目に1回戦、2日目に2回戦、3日目にベスト16がぶつかり1日休み、
そして準々決勝・準決勝・決勝と3日連続で試合という流れです。
同じようなスケジュールを組んでいた冬の高校選手権では、
このままではFIFAの規定に違反する可能性があるといって、
年またぎ開幕→成人の日決勝という
ゆったりしたスケジュールに変わっています。
となると、オリンピックみたいに開会式をやる前に競技を初めて、
毎年高校総体の最後を飾る水泳競技の最終日と同じ日に
決勝をやるくらいでないといけないかもしれません。

ただ、これだといたしかゆしの部分があるみたいです。
Jリーグのユースなどクラブチームと同じ土俵で戦う
高円宮杯までの余裕がなくなってしまう可能性があるんです。
18歳以下のチームの中で
最強のチームを決める大会としての権威を守れるかどうかという
問題も浮かんできます。
そんな不安を解消するためにも、
インターハイからの撤退という声も挙がってきているみたいです。
ただ、それは時期だけの話で、
インターハイそのものから撤退することはないという考え方もあります。
ラグビーがいい例で、年末年始に花園で行われる全国大会を
インターハイをかねた大会としてやっているんです。
それと同じように、
「全国高校サッカー選手権大会兼全国高校総体サッカー競技」
としてやればいいという柔らかめの意見もあります。
ともあれ、真夏のスポーツの祭典から
野球同様に国民的な人気を誇る球技が姿を消す可能性は否定できないんです。
あなたならどう思いますか?

それでは、また次回です。
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