いよいよウィンブルドンの季節がやってまいりました。今年は同じ会場で行われるロンドンオリンピックの前哨戦という意味合いも強くなっている年。だからこその事情があるのでしょうか? 実は、コートが増設されているんだとか。普段は練習用として使われているコートが今年は試合用に使われているそうです。天然芝のコートへの負担をあまりかけないようにするための措置なのかもしれません。

そして、こういう状況だからか、あって当たり前のものが増設されたコートにないといいます。それがチャレンジシステムです。
チャレンジシステムとは、審判の判定に選手が異議を唱えたときに判定が間違っていなかったかを確認するためのもので、CGでボールがラインを越えているかどうかを示します。ウィンブルドンでこのチャレンジシステムを使うシーンが見られるようなとき、プレー中とは微妙に違う盛り上がりを見せているような印象がありました。それが使えないところがあると言うのはどういうことなんでしょうか? 選手は微妙なプレーに見舞われたときにフラストレーションがたまってくるような感じがするし、見ているファンはファンでどうしてそう判定されたのかがわからないともやもやしてしまうはずです。状況が状況かもしれませんが、楽しみがそがれているような気分になると思うこともあるみたいです。審判団には、チャレンジシステムがなくても誰もが納得するような判定に心がけて欲しいですね。

今日は短めでしたが、また次回です。
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大会の序盤がザックジャパンのワールドカップアジア最終予選と被っていてあまり目立っていなかった感のあるEURO2012ですが、時間が経つに連れてインパクトが増してきました。

ザックジャパンが決して簡単といえないワールドカップアジア最終予選で6-0の圧勝劇をやってしまうことは痛快で見ていて面白いかもしれませんが、先が読めないEUROもまた面白いと思えてきました。
「EUROはワールドカップよりレベルが高い」と言われることがあります。サッカーを知らない人なら、世界一を争う戦いよりも大陸ナンバー1をめぐる戦いの方がレベルが高いなんてありえないと言うかもしれませんが、お互いギリギリの戦いを演じているのを見ていると何となくうなずけるような気もします。お気に入りの国の代表が6-0の圧勝劇をしてくれることを期待するファンもいるかもしれませんが、いやいや、高望みってモノかもしれませんね。

今回のEUROで象徴的だったのはオランダの大苦戦。予選ラウンド初戦でデンマークに負けたときにはびっくりしました。競馬で同じレースに出る馬の実力を推し量るときにそのレースに出ていないある特定の馬との対戦結果を比較することがあります。その手法を当てはめて考えると、2010年の南アフリカワールドカップでの岡田ジャパンが「レースに出ていないある特定の馬」だろうと私は考えたんです。と、なると、オランダは岡田ジャパンに勝ち予選を通過し、デンマークは岡田ジャパンに敗れて予選落ち。EUROも予選落ちだったデンマークはともかく、2年経ったらオランダはどうでしょう? 建て直しに間に合わずそのままズルズルと予選敗退となってしまいました。オランダとしては天国から地獄に転落してしまった格好です。ワールドカップ以上に勝ち抜くことは簡単ではないといみじくも思います。
もう一つ印象的なのはイタリア。イタリアと言えば守り勝つ「カテナチオ」のイメージが強いのですが、今回は「脱カテナチオ」を掲げているとか。サッカーの技術的・戦術的な知識が深くない私が言うのも何ですが、シュートを今まで以上に打つようになった印象は確かにあります。0点じゃ勝てない、相手のミスを待っていても勝てない」これは当然なことですが、その当然なことを今回のイタリアは証明しているのかもしれません。

ドイツやスペイン、フランスなど額面どおりの力を発揮している国もありますが、生まれ変わったイタリアや最後の最後で予選突破を勝ち取ったロシアなど、勢いのあるところもベスト8に残っています。もうしばらく寝不足が続きそうですが、ロンドンオリンピックへの予行演習って感じに考えれば辛さは軽減できるかもしれませんね。

それでは、また次回です。

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ワールドカップブラジル大会アジア最終予選ザックジャパンが2勝1分の上々なスタートを切りました。それ以上にすごかったのがテレビの視聴率。関東地区では3試合とも30%オーバーで、3試合目のオーストラリア戦にいたっては35%越えて今年最高の視聴率を記録したとか。

サッカーであれ、バレーボールであれ、日本代表(全日本)がそれぞれの競技に興味を持つとっかかりになるだろうと思います。それに、ワイドショーなどでかなり大きく取り上げられると「にわかファン」として尻馬に乗っかっていこうと言う心理も働くのかもしれません。そういう心理の広がりが日本代表のモチベーションと言うか活力になり、更ににわか含めファンが本気になって応援しようと言うモチベーションもしくは活力になってフィードバックしていければ、日本代表もファンも心強くなってくるものでしょう。もしかしたら、この視聴率はそういったモチベーション形成の一つの形になっているのかもしれませんね。

試合のほうはホームで2戦続けて完封(第1戦○3-0オマーン、第2戦○6-0ヨルダン)、アウェイでは訳のわからない判定に翻弄されつつもドロー(第3戦△1-1オーストラリア)ということで上々の出来といえるでしょう。中でも本田選手の4得点はすごかったですね。ヨルダン戦のハットトリックはどれも見事なものです。あと、栗原選手の2戦連発もお見事でした。けが人が出たのを穴埋めででてきてチャンスをつかめたわけですからね。ただ、オーストラリア戦のレッドカードはもったいなかったですね(Jリーグには影響がなく、出場できないのは9月のイラク戦になるとか。J2のジェフ千葉でプレーしているオーストラリア代表のマークミリガン選手についても同じ)。このいい流れを今度はオリンピック組に引き継いでもらうようにしましょう。

それでは、また次回です。
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AKB48の選抜総選挙、もはや国民的関心事って感じになりましたね。

開票発表当日のスポーツ紙には日本ダービーや有馬記念当日に出るような著名人予想が出ていたのには驚き。AKBファンを公言する芸人ばかりでなく、スポーツ選手や国会議員まで予想を披露していたんです。自分なりの推しメンを本命にしたり、同郷のメンバーを応援したり…競馬の予想よりも応援の色合いが強い予想が並んでいたような印象でした。スポーツ報知にあった著名人予想には、スケジュールの関係で対応できなかったのかJリーグ選手の予想はありませんでしたが、来年また総選挙があればJリーガーがどんな予想をするのか見てみたいですね(昨年の開票発表にはとあるJリーガーが後輩選手を連れて見に来ていたらしいですが)。

開票発表当日は昨年よりも取材マスコミの数が多くなって、武道館に駆けつけたファンもかなり盛り上がっていたようですね。おまけに地上波のテレビで実況中継されたこともあって全国的な盛り上がりに増幅していたようにも思います。私は仕事の関係でリアルタイムでこの発表の様子を見ることが出来ませんでしたが、深夜に放送されたダイジェストと翌日のワイドショーをこれでもかとばかりに見ました。そして、新聞も普段購読しているスポーツ2紙に加えてもう1紙コンビニで買い足しました。何だかんだ言ってこのイベントは気になってしまいます。

さて、中身の話もしておきましょうか。大島優子さんが下馬評どおりに1位となりましたが、両こぶしを突き上げて喜びを表した笑顔にはやられてしまいました(スポーツ紙各紙大きく取り上げていました)。そして印象に残ったのは松井珠里奈さん。昨年はメディア選抜に選ばれたものの、その中の上位に入れず一番の波乱と言われていました。しかし、今年は神7まであと一歩の9位に食い込み、同じSKEの松井玲奈さんを抜くことも出来ました。珠理奈さんは小学6年生からSKEの中心どころかAKBの選抜メンバーにもなっていたとか。そういう経験があったからか、「SKEをAKB以上のグループにする」ことを目標としているそうです。だからこそ昨年の結果は無念に思っていたんでしょう。そして今年の結果で喜びを爆発させたんでしょう。48グループを扱ったサイトを読んでみると、一言で言えば珠理奈さんは「手を抜くことを知らない」性格のようで、意見をぶつかり合うこともいとわないと…しんの強い子のようです。そのしんの強さでAKBでもSKEでも頑張って欲しいですね。

それでは、また次回です。
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J1は5月26日でひとまず中断となりました。ベガルタ仙台が負けないサッカーで開幕当初から首位をずっと守り続け、ガンバ大阪アルビレックス新潟は低迷続きで監督交代にまで追い込まれてしまうありさまと、例年以上に明暗がくっきり分かれてしまった感じもします。

さて、最初に「ひとまず中断」と言いましたが、カレンダーを見てみれば6月6日と9日にはナビスコカップの予選ラウンドがあり16日にはもうリーグ再開と、意外とスケジュールがタイトなんですよね。ACLを戦っていたチームはナビスコカップの予選ラウンドがない分ある程度楽でしょうけど。

さぁ、ナビスコカップ。各チームでワールドカップアジア最終予選の代表に借り出された選手がいればその分を穴埋めする選手を探さなければなりませんし、ケガ気味の主力がいればリーグ再開の6月16日を万全な体制で迎えるため「ナビスコは若手に任せよう」と考えるでしょう。予選突破が微妙なチームとしては主力を惜しげもなくぶつけてくるかもしれません。そうこうしているうちにこれまでのレギュラーを脅かしてくる選手が現れることも過去にはありました。となると、6月上旬のナビスコ2戦は、これからのJ1の勢力図に何かしらの影響をもたらすかもしれません。

ナビスコカップの予選ラウンドはリーグ戦と比べるとお客さんの数がだいたい少なくなりますが、面白いゲームが見られるかもしれません。だからこそ、ナビスコも要注目です(6日はAKBの選抜総選挙の真裏のようですけど)。これからの注目チームは何気に得点力がついてきているジュビロ磐田槙野選手がいろいろな意味で変革してきている浦和レッズナビスコカップではジュビロは攻撃力が落ち込むような感じがしないので不安と言う不安はないですが、レッズは槙野選手抜きで戦わなければいけないのでチームはどうするのか気になるところです。

それでは、また次回です。
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