地デジ開始で1つのチャンネルで2つの番組が見られるようになり、楽しみが増してきたでしょう。BSもCSもデジタル化で一気にチャンネルが増えてみたい番組が見やすくなってきたこともあるでしょう。そんな中で注目しているのがFOX SPORTSです。

実は、FOX SPORTSというチャンネルはないんです。FOX系のいくつかのチャンネルで放送しているスポーツ番組のブランドといえば正確かもしれません。中でも国内プロ野球に力を入れているようで、BSデジタルチャンネルのFOX bs238では試合生中継はもちろん、試合前後の情報番組にも力を入れています。とりわけ、試合後の「プロ野球アフターゲームショー」はいいですね。解説者と司会者が生中継した試合の会場にいるレポーターと一緒に試合のヒーローにインタビューしたり、試合の勝負どころを掘り下げるだけ掘り下げたりする試合ハイライトはこれまでなかったことだし、権利関係でセリーグの試合が放送できない日もあるようですが、他会場の試合結果も勝負どころをしっかり時間をかけて映像使って伝えるのも最近はなかったので新鮮であり見てしまうんですよね。フジテレビ系CSの「プロ野球ニュース」より丁寧な印象があります。ただ、「プロ野球ニュース」の場合はフジテレビ系列各局のスポーツ報道セクションが取材した映像が使えるという強みがあるからか、どの試合も映像で振り返られるようですけどね。

サッカーについてはまだ海外しか扱っていないようですね。プレミアリーグやブンデスリーガを扱っているので日本人選手について扱えることは扱えるようですが。確か、Jリーグはスカパーと5年ごとに放送に関する長期契約を結んでいるようなので簡単に出来るものではないでしょうけど、FOX SPORTSでもJリーグやACLが見られれば…なんて思うことがあります。試合中継もしっかりやって、試合後には「プロ野球アフターゲームショー」のように勝負どころを掘り下げていくような番組を見られれば、負け試合でもサポーターは満足できるのではと思います。来年からはJ3が始まるし、「INACとベレーザばかり…でも浦和レッズもたまにやるよ」くらいの生中継となっている印象のなでしこリーグにも幅ができるだろうし…スカパー自体にもメリットがあると思うんですけどね。

この先どんなことをやってくれるのか? FOX SPORTSに期待したいですね。それでは、また次回です。
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何だかんだ言って負けない大宮アルディージャ。20日(土)の浦和レッズ戦でJ1の連続無敗記録の新記録更新を狙うことになりました。

アルディージャといえば、毎年のように残留か降格かの瀬戸際に立たされるのになぜか毎年J1に踏みとどまるというイメージを持つ方が多いでしょう。それを逆手にとってか「落ちないお守り」なんてグッズを売り出すこともありました。今回の記録も「今年も瀬戸際に立たされそう」といわれだした頃から打ち立てたものです。得点してもその分失点してしまう試合が多くて星が伸びない、お尻に火がついたところで勝ちこんで何とか残留。それが今年になると序盤から勝ち点を積み上げられるようになってきました。約束事を共有できるようになってきたのがいいって報道が目立ちます。みんなで攻めて、みんなで守る。そういうメリハリがいい方向にアルディージャを進めているんでしょう。

対するレッズとしては、連続無敗記録の発端を作ったチームとして「何とかけじめを!」と気合が入っているようです。ここの数年のさいたまダービーは、アウェイの方が勝つか引き分けるかのどちらかで決まることが多かったのですが、昨年のアルディージャのホームゲームでアルディージャが勝ち、一部のレッズサポーターがスタジアムを出る関係者バスを取り囲む騒ぎになりました。こういう傾向が出る前はレッズがアルディージャに「先輩の貫禄」を見せていただけに、ここ数年のダービーに対してはレッズサポーターはふがいないと感じているようです。ふがいない上にアルディージャに大記録を打ち立てられたら…。レッズサポーターは特に今回のさいたまダービーには思うところがあるようです。だからなのか、当日の警備は普段以上に手厚いもになるといわれています。

無敗対無敗の対決はすごい試合になるはず。そういう期待をとにかく持ちましょう。それでは、また次回です。
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本家ヨーロッパのチャンピオンズリーグはもうベスト4が出揃うところまできましたが、アジアのチャンピオンズリーグは予選ラウンドの後半に突入。ただ、日本勢は苦戦続きというチームが多いようで・・・。

日本からは韓国・中国とともに最多の4チームが参加。この中で柏レイソルは3勝1分で予選突破をほぼ確実にしていますが、ベガルタ仙台が1勝1敗2分、浦和レッズは1勝2敗1分と微妙な成績。サンフレッチェ広島に至っては3敗1分で予選落ちが決まってしまいました。昨年のJ1優勝チームが予選落ちで、天皇杯優勝でギリギリのタイミングでACL出場が決まったチームが予選突破間近とは…わからないものです。ACL出場するだけで満足するチームもいれば、出るからには優勝したいと思うチームもあります。中でもレッズはJ1とACLの両獲りを狙って代表経験者を4人も獲得するなどして、選手を入れ替えてもチーム全体の力を落とさないようにする対策を施してきました。そんなレッズでもACLでは得俵に足がかかりそうな状況になっているんです。

土曜にJ1の試合が終わり、水曜にACL、また土曜が来ればJ1…。ナビスコカップとACLが取って代わっただけで体力の消耗具合は大して変わらないだろうと思う人もいるでしょうが、飛行機で日本と外国を行き来するだけでも体力使うわけだし、ピッチの芝生の状態で戦術・戦略に苦心するわけだし、日本と違う気候で体が参ってしまうこともあります。そういったハードルを乗り越えてこそのタイトルなんだろうと思いますが、言葉ではあらわしきれない大変さはあるわけです。

まだ終わったわけではありません。レッズとベガルタにはこれからの巻き返しに期待しましょう。それでは、また次回です。
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もろもろの事情がありまして、予定よりも遅い更新となりました。申し訳ありません。

さて、雨で1日も流れることなく大会が行われた第85回センバツ高校野球。埼玉の浦和学院が初優勝を果たしました。優勝候補の一角と目されてはいましたが、意外と思うことばかりの優勝だったように思います。

センバツというと、夏と比べて実戦経験があまり多くない中で本番を迎えることもあってか、大量点とって相手を圧倒するよりも、ロースコアの投手戦のほうが多いイメージがあります。その点から考えると浦和学院って意外なチームという感じがします。初戦に当たる2回戦から決勝までの5試合すべて4点差以上の差がついているし、2度か3度か2ケタ得点で勝っている。こういう勝ち上がりで優勝するのはやっぱり夏のイメージが強いんですよね。そうかといって守りがおろそかになっているわけではない。2年生エースの小島投手中心に余計な点を相手に与えないような守りもちゃんとできているんです。

野球は点を取られなければ負けることはない。よく言われるセオリーですけど、点を取らなければ勝てないこともまた然り。浦和学院ばかりでなく、今回は例年以上に大量点を奪って圧倒する試合が多かったような気がします。時代の移り変わりなんでしょうか? 目立つ大砲がいなくても、好投手がたくさん現れても、当たり前のことを当たり前にできなければ甲子園では勝てないという証明だったんでしょうかね、今回の浦和学院の優勝は。

そして、今回のセンバツで気になったのはラフプレー。特にスライディングです。ホームベース上のクロスプレーでランナーが相手のキャッチャーにタックル食らわせたために守備妨害をとられたり、ダブルプレーを阻止するために2塁塁上で相手のショートにスライディング仕掛けてバランスを崩すようにして守備妨害になったりして、これまで以上に厳しくなってきましたね。サッカーで言えば、高校生は「育成年代」。そういう年代には相手に怪我を負わせないような、できるだけクリーンなプレーを徹底させることは悪くないことでしょう。ただ、なんでもないスライディングをけちつけるようなことになると困りますが…。

それでは、また次回です。
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