日本のプロ野球と韓国のプロ野球のチームによる練習試合(名目的にはそうですが、実質的には交流試合といった方がいいかも)が沖縄や宮崎で今月中いろいろと行われていますが、なぜかと考えたら「そうなんだ」と思える理由がありました。

韓国の場所を考えたら一目瞭然です。何せ、北陸から東北にかけて緯度が同じで、大陸性の気候だから2月は本当に寒い。24日にACL予選ラウンド・水原三星ブルーウィングス-ガンバ大阪が行われた水原は夜の気温が氷点下7度というんです。シーズン前のキャンプができる場所は韓国国内ではなかなかないわけです。なので、日本の九州や沖縄でキャンプを張るわけです。

ただ、昔はそんなにキャンプ中の交流は多くなかったような。メジャーのように実践にもある程度ウェイトをかけるキャンプのやり方が定着するようになったから、一気に交流が増してきたかもしれませんね。「球春みやざきベースボールゲーム」と銘打って練習試合をやるわけですから、なおさら盛り上がってきそうですよね。紅白戦だけではやり切れないような調整ができるメリットもあるでしょうし、この先も続けていけるでしょうね。

では、また次回です。
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スーパーラグビーが27日に始まります。今シーズンは特別なシーズンということで殊に注目が集まっています。

なぜかといえば、広く門戸が開かれたからです。これまでは南半球のラグビー大国であるオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3か国のいろいろな地域を拠点とするチームで戦っていましたが、そこに日本とアルゼンチンのチームが加わることになりました。ただ、このスーパーラグビーのチームというのは独特で、地域の代表にプラスアルファの外国人が加わるようなチームの成り立ちなんです。スーパーラグビーのチームに一度入ったらほかのチームでプレーしてはならないというわけではありません。むしろ、固定のメンバーがほんの少ししかいないといった方がわかりやすいかもしれません。日本のスーパーラグビーチーム・サンウルブズも「日本代表に準ずるチーム」という性格を持たせていて、普段トップリーグの各チームで活動している選手たちがスーパーラグビーに合わせて集まるようになっています。日本代表資格をまだ得られない外国出身のトップリーグ選手やトップリーグと関係ない外国人選手もまた加わります。

実は、以前から日本人選手が「プラスアルファ」としていろいろなチームでプレーしていますが、そんなに注目されていなかったようです。やはり、昨年のワールドカップで躍進したのがきっかけで注目度が一気に高まってきたのでしょうか? アルゼンチンのチームがどうなのかはわかりませんが、サンウルブズについては準備不足の不安がささやかれています。ワールドカップの前からすでにサンウルブズの参戦は決まっていたのに…という指摘も含まれてのものとも考えられているようですが。とにかく、日本代表ではないサンウルブズが「ワールドカップ以上にタフな戦い」といわれるスーパーラグビーでどれだけできるか、楽しみに見てみたいですね。

では、また次回です。
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とにかく驚いています、騒ぎ始めてから10日近くたっているのに。元プロ野球選手の清原和博容疑者が3日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました。

ここまでの実績を残した人が手を染めたことにもちろん驚いています。でも、驚いているのはこのことだけではありません。著名人が覚せい剤に手を染めたという事件をメディアが報じても、どう使っていたかとかどこで誰から手に入れたかなど、ここまで長く詳細にやっていたでしょうか? 影響力が大きいからなんでしょうか? 週刊誌、スポーツ紙、テレビのニュース番組、ワイドショー幅広くやっていますよね。

野球界で覚せい剤にかかわる犯罪で逮捕された人はいますが、名球会やら殿堂入りの資格がどうなるだろうかといわれるようなケースはそうそうありません。23年前に1度あったそうですが、その時は名球会からその人は一度離れたものの後に名誉が回復されたそうです。果たして、清原容疑者はどのようになるでしょうか? 裁判が終わるまではかなり時間がかかるかもしれませんが、注視しないといけないかもしれません。

では、また次回です。
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いろいろと語りたいことはあります、世間を騒がすことがたくさんあるので。で、今回は「ロス」の話を。

NHKで放送されている朝ドラ「あさが来た」。明治から昭和初めにかけて活躍した女性実業家・広岡朝子の生涯を描いた作品ですが、大河ドラマのように実話に全面的に即した内容ではないようです。簡単に言ってしまえば、幕末の偉人たち勢ぞろいといった感じです。その中でも異彩を放っていたのが鉱山王と呼ばれた五代友厚。朝子の経営の才能を見出した存在であり、夫(ユニチカの初代社長だった広岡伸五郎)がいるにもかかわらず片思いの恋愛感情を抱いた存在でもあります。まぁ、信五郎が五代にやきもちやいていたのも面白かったものですが。

五代は1月後半の放送で死んでしまいました。それが近づくにつれて「死なせるな」「再登場させられないものか」などの意見がNHKに多く寄せられたとか。ただ、一人の登場人物が死ぬことでこんなに大騒ぎになるものかと驚く部分もあります。大河ドラマで戦国時代を舞台にした作品では織田信長が死ぬ本能寺の変がほぼ必ず描かれます。でも、そのたびに「信長ロス」なんて言われることはないんですよね。ディーン・フジオカさん演じたことで注目が集まったから…ということでしょうか? 文明開化の経済を研究している人たちにとっては五代友厚というのは渋沢栄一とともに経済の近代化に一番貢献した人と考えられていますが、渋沢と比べると五代は歴史に埋もれてしまったともいわれています。そんな五代にドラマでスポットを当てたことについて大阪の経済界は大きく賞賛しているそうで、そういう点でも「五代ロス」は寂しいことなのかもしれません。翻って見れば、信長はもはや歴史の中での評価は固まっているから「信長ロス」なんておきることはないということでしょうか?

「あさが来た」では今後、早稲田大学を立ち上げた大隈重信が登場することが明らかになっているそうですが、セリフの中で同志社大学を立ち上げた新島襄の名前がでていますし、週刊誌の記事では以前の朝ドラ「花子とアン」の主人公である村岡花子(史実では朝子と交流があったといわれている)や新島の妻・八重が登場する可能性があるといわれています。もしかしたら、あの女優で再登場ということがあるでしょうか?

では、また次回です。
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