明けまでしておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、年明け早々驚いた言葉があるので今回はその話を。

日付が変わり2022年1月1日になってすぐ、0時半にNHKのBS1が2022年最初のスポーツ中継としてスキージャンプのワールドカップシリーズ女子のスロベニア大会を生中継。時差の関係で現地はまだ年を越していませんが実況のアナウンサーは「あけましておめでとうございます」と第一声を発してスタート。ドイツとオーストリアで行われている年越し恒例の男子ジャンプ週間に倣って行われるようになったスロベニアで女子ジャンプの年越しシリーズの1日目でした。

普通の大会だったらまず1本目の試技をやりポイント上位30人に入れば2本目の試技に進むという流れですが、年越しシリーズの場合は男子でも女子でもノックアウト方式という方法をとります。1回目をやる前に予選をやります。飛距離と飛形点を掛け合わせた点数を出し上位50人の順位を出します。それから1位対50位、2位対49位というたすき掛けの組み合わせを決めるんです。で、1回目はその組み合わせによる対決方式で行うのですが、それぞれの組み合わせで点数の多い方が2回目に進出。上位に残らなければいけないわけではないから、ランクが下の人でも相手に勝ちさえすればいいわけです。でもここで勝ち残れるのは25人。2回目を戦うのは30人ですから残りの5人はどうするか? 直接対決で負けた25人の中で点数がよかった5人が復活します。日本ではこれを「敗者復活」とか「ワイルドカード」というでしょうが、現地ではなんと「ラッキールーザー」というんです。「リバイバー」とか「サバイバー」とかある程度前向きな言い方もあるでしょうに「幸運な敗者」なんて身もふたのない言い方だななんて正月早々思ってしまいました。世界的にはそれが当たり前かもしれませんが、初めて聞くと違和感あります。オリンピックが近づいていますからこれから慣れてくるでしょうか?

ではまた次回です。
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