遅ればせながら、今田竜二プロが勝ちましたね
おめでとう!

日本人として3人目のアメリカツアーでの優勝者です。
これまでは日本で力をつけた選手がアメリカにわたって勝ったケースですが、14歳で単身渡米、アメリカで打ちひしがれ、磨かれ、技を習得し、そして力強くなって優勝した日本人の勝利は、この先の日本のゴルフ界にも、大きな影響を与えることになるでしょう。少なくとも、この優勝に大きな刺激を受けた選手は多いはずです。午前中、アカデミーにやってきた星野英正は、彼なりにそのことを胸にして、マンシングの開催される岡山の会場へと出発していきました。

それにしても14歳で「マスターズで勝ちたい」と、アメリカに渡ってしまう肝の座りには感服です。日本人離れしたといいますが、遣隋使、遣唐使の時代から、実は世界を股にインターナショナルな民族が、実は日本人だったのでは? とふと思います。


さて、4月から月刊誌の「宝島」で、「江連忠のゴルフ道」という連載が始まりました。大人のホンネ雑誌であるところが気に入っています。

その5月25日発売の7月号に、「日本人がマスターズで勝ったとき、どこでパレードをするのか?」という疑問を提起しておきました。
もし、パレードの準備をしていないのだとしたら、それは「日本人が真剣にマスターズで勝つ」と思っていない証拠でもあるのではないでしょうか?

少なくとも今田竜二プロは、そう思っている数少ない日本人のひとりでしょう。
そしてボクもまた指導者としてですが、そう思っている日本人のひとりです。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1