下にアップした写真が今の思いです。



アップしようかしまいか迷いましたが、2つの理由からやはりアップすることにしました。
ひとつめの理由は、単純に悔しいということ。これを忘れないために、あえて写真をアップします。

もちろん選手である桃子が、一番、悔しいと思います。天国から地獄です。これがゴルフといってしまえばそれまでですが、その分、悔しさが増してきます。もちろん桃子が一番、悔しいでしょうが、コーチのボクも悔しくて悔しくて仕方ありません。その悔しさを忘れないために、あえてこの写真をアップしました。
人間というのは、非常にムシのいい動物で、すぐに悔しさなど忘れてしまうでしょう。いや、嫌な思いなど、忘れようと努力するのが人間なのかもしれません。
でも、それではダメなんです。世界一を目指そうというのですから、それではダメなのです。この悔しさを絶対に忘れないため、写真をアップしました。

もうひとつの理由は、これから1年、すべてをUS女子オープンの優勝のために捧げようと、そういう決意を示したかったからです。
桃子にはいいました。
「あとはやるかやらないかだけだ」と。
1年365日、すべての時間をUSオープン優勝のために費やすことができるか? 人間の体に100兆個か200兆個か、いくつの細胞があるか知りませんが、すべての細胞、神経を、USオープンのために注ぐことができるのか?
正直、この1年間、コーチとして、もっとできることがあったのではないか? そういう思いが全身を支配しています。もう二度とこんな思いはごめんです。そのために、この写真をアップしました。

ただ桃子にとって、大きな収穫のある大会だったと思っています。去年の13位より意味のある大会だと思っています。現時点で来年の出場権はありませんが、再びこの大会に戻ってくるために、桃子はやってくれる選手だと信じています。
みなさん、応援、よろしくお願いします。



2枚目の写真は、ボクのアメリカの師匠であるジム・マクリーンとの2ショットです。
ボクの教えている弟子と、ジムの(弟子が)教えている弟子がUSオープンで戦えるなんて、22年前にアメリカに渡ったときを思うと、まるで夢のようです。
しかしこれがゴールではありません。来年はボクの弟子と、ジムの弟子とで優勝争いを演じてみたいものです。



必ず来年もこの大会に来ると宣言して、終わります。

最後に深夜、早朝にもかかわらず、上田桃子,佐伯三貴のために日本から熱い声援、本当にありがとうございました。
皆さんの期待に応えるよう、頑張ります、頑張らせます!
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