インターハイを終えて
自分の高校生活最後のインターハイが終わりました。一年生の時からメンバーに入る事がずっと目標で昨年はメンバーに入る事は出来ましたが選手として戦うことは出来ず、そして今年の最後のインターハイは選手としてインターハイの舞台で戦う事が出来ました。結果から言うと、1回戦目に自分に1-1で回ってきた時に最後勝ちきる事が出来ずに一回戦敗退となりました。S2で戦わせてもらう中でずっと自分に自信が持てず1-1で回ってきた時に自分が勝たないとチームが負けてしまうというプレッシャーの中で本当に自分が勝ちきることが出来るのかといつも不安で沢山悩む事もありました。試合では思うようなプレーが出来ず苦しくて悩む事も多くありましたが沢山の苦しい思いをしたからこそ「もっと自分に出来ることはないか」と今まで何かを継続しきれなかった自分がコツコツとする様になり悔しい思いを経験したからこそ自分も変わる事ができました。最後の最後に勝ちきる事が出来なくてずっと目標にしていた所まで行けずに悔しい気持ちを残したまま終わってしまいましたがS2で戦えた事はすごく自分を成長させる事が出来たしS2で戦ってきたからこそ分かった事も沢山あり何よりも自分の為だけじゃなく、「皆の為に勝ちたい」という気持ちがここまで自分に力をくれるという事がすごく分かりました。そして、ここまで来れたのは沢山の苦しみと沢山の悔しさと沢山の悩みと沢山の人の支えがあったからこそだと思います。1年生の頃に病気を発症し、正直テニスで自分がここまで戻ってこれるとは思っていませんでした。何もかもが嫌になり家族にあたり、沢山の人に迷惑や心配をかけてしまいそんな自分に絶望する時もありテニスももうしたくないとさえ思っていました。ですがそんな自分に忙しい中毎日会いに来てサポートしてくれた両親、いつも自分の話を聞いて励ましてくれた姉、そしてもう一度コートに立ちたいと思わせてくれたチームの皆がいたからこそ今の自分があるのだと凄く思います。"当たり前''が当たり前になりすぎてしまいその感謝を忘れてしまっていた時も"今の生活が当たり前じゃない''と思い出してこれました。そして同期の4人とは毎日と言っていい程言い合って、ぶつかった時もありましたがいつも5人で一緒にいる中で4人がいたから沢山笑って、沢山自分の気持ちを言えて自分らしくいれたし、苦しくて辛い時も4人がいたから乗り越えてここまでこれたのだと思います。もうインターハイは終わりましたが、これからは次のステージへ向けて大学でまたこの悔しさを晴らせるようにここからまた上を目指してやっていき、そして後輩に自分がここに来るまでに経験した事や今まで感じた思いを伝えて後輩をサポートしていきたいと思います。それがこれからの自分の''役割''でもあるし、自分に''出来ること''だと思うからです。ここまで来れたのはいつも自分の周りで自分支えてくれた全ての人のおかけです。いつも声をかけて下さる地域の方々や毎日汗水流して働いてくれている両親、離れていても自分を励ましてくれる姉、いつも自分達を正しい方へと導いてくれる先生、自分達の体のケアをして話をいつも聞いてくれたトレーナーのえりさん、苦しい時も一緒に戦ってきた仲間、沢山の人の支えのおかげで最後まで諦めずにやれたしここまで成長する事が出来ました。自分が経験した事をこれからの糧にしてまた新たに頑張っていきたいと思います。ここまで沢山の応援をありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。

3年 内田詩乃
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