いよいよプロ野球は明日開幕です(写真は満開の桜とメットライフドーム)。

今年も札幌からのスタートです。

チームにとって、そして応援をしてくださるファンの方々にとってよいシーズンになるように、自身のできることに全力を尽くします。

今シーズンもよろしくお願いいたします。



ところで、今日は子どもが野球をする環境についての憂いをひとつ。

気軽に野球ができる場所がない・・・。

最近こういった悩みをよく聞きます。

確かに野球のボールは硬いですし、バットとかも危ないので、小さな子どもを持つ親の気持ちとしては、狭い公園での野球は危険だと感じます。

私たち家族が住む街でも野球ができる場所は限られています。

予約などをせずに、思い立ったタイミングでキャッチボールや軽いノックができる公園は自転車で5分ほどのところにあります。

そして、もう少し足を延ばせば軽い遠投くらいができる広場があります。

これが比較的恵まれているのかどうかは分かりません。

ただ、これらの場所でもできることは限られています。

それだけに貴重な存在だった自転車で10分ほど行ったところにあったバッティングセンターが今年初めに閉店してしまいました。

残念の一言。

もう少し遠いですが、ギリギリ自転車圏内だったバッティングセンターも昨年くらいに閉店しました。

もう子どもが自転車で行ける範囲にバッティングセンターはありません。

行けば人がたくさんいて、打席を取り合うような感じがしていましたが、維持費などの問題もあるのでしょうか。

開けていても人が来ない時間帯はあるでしょうし。

イチローが子供のころバッティングセンターで打撃を磨いたという話は有名ですが、マシンの球とはいえ実際に前から来る球を思い切り打つという練習は大切だと思います。

でも、ないことを嘆いても仕方ありませんですし、今の子どもたちはいろいろと工夫をして限られたスペースと練習時間で上手くなる方法を見つけるしかないのですね。

それだけに私たちが子どもの頃と比べて、上手くなるには「考える力」が必要になってきていると感じています。

今思えば、私が子どもの頃には練習の数をこなせる場所がありました。

そもそも私は家の庭で父と毎朝ティー打撃をしていましたから。

とても恵まれていたと思います。

朝早くから打球音がして、近所の人たちも迷惑ではなかったのかなと思うのですが「頑張ってるね~」と理解を示してくれました。

周りの人たちにも恵まれて私はプロ野球にまで辿り着いたと思っています。

感謝です。


今度中学2年生になる長男も野球をやっています。

無い物ねだりをしても仕方ありません。

今の環境でも上達するための方法をこれまで以上に親子で考えていこうと思います。

狭い場所でも、できることはいっぱいありますからね。

あとは実際に一流のプレーを見てヒントを得ること。

これも大切です。

可能でしたら、少し早めに球場に行ってプロ野球選手の練習を見てください。

上達へのヒントが隠されていると思いますよ。
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1件のコメント


  1. by麦わら on 2018年4月3日 @13時25分

    祝 開幕
    しかも3連勝スタートやりましたね‼
    今年も早く、球場で観戦したいです。
    私が子供の頃は、ちょっとした空地や、通路、駐車場などでも、みんな野球をして遊んでいましたが、今はそうもいかないようで。
    相次ぐ、バッティングセンターの閉店も残念ですね。
    でも高校野球を観ていると、野球が廃れる事はないなと感じます。