今週、土曜日と日曜日のSTRONGEST-K2011の自分の公式戦は、土曜日が代表で日曜日がダンディ。

代表は、代表と呼んでるからわかる通り、KAIENTAI DOJOの社長であることは皆知ってるわな?
そして自分にとっては、デビュー戦の相手である。

自分は同期の滝澤とランディよりも、デビュー前の時点で体力も技術も劣っていた。
滝澤とランディのデビュー戦が組まれた日に、自分の名前は無かった。
あの二人より、体力や技術が劣っていても、気持ちまで劣っているつもりは無かったので、同時在籍されていた筑前さんに、デビューを直談判して、一緒に代表に掛け合って頂いた。
始めは難色を示していたが、急遽代表自らデビュー戦を勤めて貰えることとなった。
代表はその日、普通に試合が組まれていたので、その日は二試合になった訳やな。

そして代表とのデビュー戦は、1分ちょっとで敗北…
それが自分のデビュー戦やった。

それからも、代表とは何度も対戦したし、組んだりもした。
一時期の、代表がボロボロのポンコツ状態だった時期も戦ったことがあったが、それでもシングルで勝ったことは一度もない。

デビュー戦の相手は、まさに"物差し"。
デビューしてからと今の、自分の現状が一目でわかる相手なのである。

現在の代表は、常々書いている通り"絶好調"である。
それは、開幕戦で火野に勝った事が証明しているし、新日本プロレスで連戦を戦い続けてることでも分かると思う。

みちのくプロレスにいた方々や、プエルトリコで修行してきた期生の人達に比べたら、自分の代表の関係と言っても、高々「デビュー戦の相手」と言うだけかもしれない。

しかし、自分にとっては、それだけで十分に勝たなければいけないと相手なのである。

STRONGEST-K2011の公式戦と言うのもあるが、このシングルはそれだけの意味ではない。

「TAKAみちのく越え」

KAIENTAI DOJOで生まれ育った人間にとってそれは、重大な意味を持っているのである。

そしてそれこそが、デビュー戦から続く"恩"の恩返しでもある。
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