昨日は、お足元の悪い中、WNC川崎大会にお越し頂いた皆様、ありがとうございました!

自分も、昨日の大雪には四苦八苦やった…

一日を振り返ってみる。

前日のCLUB-K3000が、大雪真っ只中と言うことで中止となり、余裕をもって明日の準備をして寝ることにした。

千葉は、夜になるにつれ、風も強まりどんどん雪が積もっていったから、あの判断は正解やったと思う。

もし、強行開催してたらと思うと、今でもゾッとするわ…

次の日は、多分普通の時間には電車は動いて無いやろうから、少し早めにアラームをセットして就寝。

川崎大会の朝。

朝一に窓の外を見たら、そこは白銀の世界!

道場の周りは、車もほとんど走らないから、積もりに積もって30㎝くらいは積もってたかな?

これはヤバイ!と、電車の運転状況をチェック。

すると、千葉駅から出発する電車は、全て運転見合せ!

最悪、ゆっくりでも会社の車借りて行くか?とも考えて、高速道路の状況を確認したら、高速道路も全て通行止め!

起きた時点の千葉は、千葉からの脱出が不可能となった…

一瞬、諦めるか?とも頭によぎったが、プロとして行く努力はしようと思い、道場を出発。

運転見合せやから、千葉駅までいけば、もしかしたら運転再開に出くわすかもしれないと思ったからね。

何時もは自転車で駅まで行くが、勿論この日は不可能。
だからバスと思ったが、何時まで待っても来るかわからないバスを待つより、徒歩で行った方が速い!と思い、徒歩で千葉駅に向かうことに。

もしかしたら、この間に運転見合せの中、一本だけ出て、その後また何十分待つことになったらどうしよ…と不安になり、雪の中、走って千葉駅まで。
雪の足跡の隙間や、車が走った後等を辿って行ったから、そんなに速くは無かったけどね。

何とか千葉駅まで着いたが、結局電車はまだ動いておらず、30分~1時間くらい待った後に、ようやく各駅停車の電車が、一本動くことがアナウンスされたので、それに飛び乗って千葉を脱出!

幸い、電車に乗ってからは、思ったより順調に川崎まで行くことが出来た。

それでも、集合時間には20分ほど遅れてラゾーナ川崎に到着。

一瞬諦めたところから、これくらいの遅れで着いたことに一安心していたら、どうも会場の様子がおかしい…

経緯を尋ねたら、何とかリングトラックが大幅に遅れるとか!

聞いた話だと、リングトラックも雪の影響で予定時間どころか、開場時間にも間に合うかわからない状況何だとか…

この窮地に、大日本プロレスの伊東 竜二選手は、大日本プロレスの空いてる若手も招集して、リング設営に備えてくれた!

開場時間になったら、客入れと平行してでも、一気にリング設営をしてしまおう!と言う結論になり、リングトラックを待つが、そもそもリングトラックが何時つくかもわからない状況やった…

結局、リングトラックは開場時間とほぼ同時くらいにラゾーナ川崎に到着!

お客さんが、会場入りしている中、急ピッチでリング作りが行われた。

そこには団体も、試合での敵味方も関係無かった。
だってリングがないと、試合が出来ないんやからね!

ラゾーナ川崎では、リング設営を前提にしたような、大きな搬入エレベーターが無い為、急いでもどうしても時間が掛かってしまい、結局完成したのは、通常の開始時間から、1時間遅れての2時になってしまった!

リング完成と同時に、即第一試合開始と言う、中々前代未聞の興行が幕を開けた。

試合は、自分は木藤 拓也選手とシングルマッチ。

木藤選手の印象は、ここ最近は女子選手相手に情けない試合ばかりだったので、本気で来て欲しかったので、敢えて相手を無視して挑発。

その結果かわからんが、木藤選手も本気モードで戦ってくれた。

だいたい、あのキャリアでプロレスを続けている選手が、弱い訳がない。
同じ世代の、YOSHIYAさんと戦っていた自分だから、その事はわかっている。

木藤選手が言っていたように、カウント2.9を排除したような試合となり、フォール自体も、フィニッシュとなったキドクラッチ一回のみ。

木藤選手と、ガッチリレスリングを堪能して、楽しかったわ!

次のWNCとの絡みは、いよいよTAJIRI選手のWNCチャンピオンシップ!

今からワクワクするで!

大会も終わり、即次の大会のディアナと入れ替えの為、急いで帰り支度をして、ラゾーナ川崎を後にした。

帰りは、時間の乱れはあるにしろ、千葉までは運転見合せもなく、すんなり帰ろそうやった。

総武線快速も運転再開していて、行きの帰りはサクサク帰れるで!と安心して、千葉駅まで後一駅の稲毛駅まで着いた時、電車のアナウンスから、
「千葉駅の快速列車が停まるホームが、現在一杯の為、稲毛駅でしばらく停車いたします!」
やと…

後一駅やん…

しばらく停まることが告げられが、どうやら階段を跨いだ反対のホームの各駅停車の電車なら、直ぐに千葉駅まで行くと告げられて、一日の疲れもあったから、このままでいっか…とも思ったが、何時動くかもわからない状況だけに、一秒でも早く帰りたい!と思ったから、急いで階段を駆け登り反対ホームへ行き、電車に乗り込んだ。

帰りも、何だかんだでバタバタしたが、ようやく千葉駅に帰って来た。

後は、バスに乗って旭町駅に帰るだけやな…と思い、バス停に時間を確認しに行ったら、衝撃の張り紙が…

「大雪の為、本日は全路線運休致します」

朝一ならいざ知らず、夕方のこの時間でもかい!と、思ったが、来ないものはしょうがないと、行きと同じく徒歩にて道場へ。

さすがに、帰りは走る気力は無かったな…

行きの積もった大雪も大変だったが、帰りはシャーベット状や、凍ってアイスバーンになった道もキツかった…

とぼとぼ歩き、道場までもう少し!と言うところまで来た時、タイヤに巻いたチェーンの音を響かせ、恐らく千葉駅発と思われるバスが、バス停に停まって通り過ぎていった。

運休ちゃうんかい!!

せめて、自分が旭町駅過ぎてから、通り過ぎて欲しかったで…

精も根も尽き果て、道場にたどり着いたら、そこには道場に一日いたメンバーが作ったと思われる、雪ダルマと、立派なかまくらが道場前に作られていた。

大雪を、楽しんだんやな…と、何とも複雑な気分になったわ…


何だかんだと、散々な目にもあったが、この状況の中、無事にプロレスが出来たことが、一番の幸いやな。

お客さんの見守る中、リング設営をしたのも、今となってはいい思い出やし、貴重な経験をした大会やったわ!

改めて、昨日お越し頂いた皆様、ありがとうございました!

一夜明けたが、今日から雪が溶けきるまで、アイスバーン状態が続くと思われますので、油断せず、気を付けてお過ごしください。
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