頑張る

後楽園ホール大会が終わり数日経つと、色々なことが見えてくる。

試合を後日、ビデオでチェックして視たら、何とも沢山の課題が浮き彫りに…

前にも書いた通り、この試合は完敗である。

「どの部分?」かと聞かれたら、「全て」である。

真霜より軽量の自分が、真霜より先にスタミナを失っている。

そりゃ、デビュー五年でシングルメイン何て、全ての大会合わせて、二、三回くらいしかない自分が、後楽園ホールでKAIENTAI DOJO最高峰のベルトに挑むとなったら、緊張だってする。
しかし、それを差し引いても、スタミナの消耗具合が酷いモンやな…

そんな精細を欠いた動きで、真霜を崩すことは出来ない。

あの試合が、後楽園ホールのメインに相応しかったか?と言われたら、残念ながら自分は首を縦には振れない。

頑張ったのか?全力でやったのか?と聞かれれば、勿論頑張ったし、全力で戦った。
しかし、後楽園ホールと言う、プロレスの聖地でメインを努めるレスラーは、それだけでは足りないんやな。

「後楽園ホールでメインを努めた!」この事柄を達成して、天狗にでもなりたいとこやけど、残念ながら見えたの課題だらけ…

別にマイナスの意味だけで言っている訳ではない。

課題が見えたからこそ、進めるモノだってある。

今まで漫然と、チャンスを求めていたが、チャンスは、相応しい実力を得た時に、自然と向こうから得られに来るってことやな。

自分にチャンスが巡って来ないのは、まだ実力がそこまで辿り着いていないと言うこと。

あの試合、真霜から差し出された手を、払うことしか出来なかったが、次にまた同じ舞台に上がるだけの実力がついたら、今度は自分が手を差し出す側になってやる!

課題と言えば、観客動員数。

これも、自分の力不足に行き着いてくる。

メインを努める者が背負うのは、試合だけじゃない。

「この試合が観たい!」と言う、期待感を抱かせなければいけない。
自分には、それが出来なかったみたいやな…

きっと真霜が言う、「団体を背負う覚悟」って言うのは、こういうことも含まれていたんやろな。

今回の大会で、真霜の色々な「デカさ」が見えた気がする。

そして、自分やKAIENTAI DOJOが抱える、大きな課題も。

よく、「これより下はない、後は上がるだけだ!」って言うが、まだまだ下はあると思う。

それに対して、何をどうすればいいか?

明確な答えは、多分誰にもわかってないだろうし、それをすれば、全てが解決すると言う簡単な課題では無いのかもしれない。

ただ一つ、一番始めにする事は、「頑張る!」と言う心構えだと思う。
一番してはいけないのが、「諦める」と言うこと。

今回の大会で、自分を含め、KAIENTAI DOJO全員が、色々なことを考えたやろう。

その考えが全員、「諦め」ではなく、「頑張る」であって欲しいもんやな…

勿論自分は「頑張る!」やけどな。

それだけじゃどうしようもないけど、まず足場が固まらないと、飛び上がることは出来ない。

今だからこそ、皆で頑張らんとな!
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