シリーズが終わった



21日から始まって

中休みが4日あって

1日から後半



少し変則なシリーズだった



開幕の日



控え室は

いつもより

緊張感があった



三沢さんの

事故のあとだから



オレも

怖かったよ



とくに

最初の

受け身を取るまでは



本当に

怖かった



入場直前

色んな人や

出来事が

頭の中で

浮かんでは消え

浮かんでは消え

ずっと

繰り返してた



いつも通り

リングに向かい

試合をするだけなのに



オレは

死にに行くの?



自分でも

勘違いをするくらい



いつも通りのはずの

花道が異常に長く

いつも通りのはずの

リングが異常に遠く感じたような気がする



シリーズが過ぎ

日に日に

そんな思いも遠くなっていった



だからと言って

慢心や

油断は禁物だ



プロレスには

危険がつきまとう



絶対に

忘れちゃいけない



次の

ジュニアリーグも

全力で

誠伐してやる



大きな怪我もなく

シリーズを終えたことを

今日ほど

感謝した日はない
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