大阪市立大学硬式野球部の夏合宿に最終の2日間、臨時投手コーチと
して招かれました。 市大野球部の合宿に参加するのは、春に続いて
今回が2度目。 選手たちの成長ぶりを楽しみに、大雨の中、手に
汗握るドライブの末、徳島県阿南市に到着。 あいにくの悪天候の
ため、室内練習場での再会です。

まずは、投手陣の球速、制球力が格段にアップしているのに驚きまし
た。 しかし、まだみんな高い潜在能力を持ちながら、練習量や試合
経験が足りないために、本来の力を出し切れていません。 
「プロでも通用する」 と思わせる逸材だっているのです。
お互い、前回のような緊張や警戒もなく、リラックスして一人一人
投球フォーム、身体の使い方、トレーニング法など、より有効な
方法を一緒に探していきます。 選手達は、変わることを素直に
楽しんでくれ、僕も大きな充実感を感じるとともに、責任の重さを
肝に銘じます。
雨の上がった夜には、グラウンドに出てナイター練習。 
街の蚊とは比べものにならないパワーを持った、田舎のヤブ蚊の
猛攻撃には、ほとほと参りました。

翌日はうって変わっての晴天。 あなんアグリスタジアムは周りを
自然に囲まれ、聞こえてくるのは蝉や野鳥の声と、風や木々の
ざわめきだけ。野球に集中するにはもってこいの環境です。
前日出来なかった走り込み、実践形式のピッチングを行い、
達成感に満たされて、最終日を締めくくりました。
選手達からは「自分の殻を破れた」「目指すスタイルがみえてきた」
といった感謝の言葉をもらいました。 僕も色々な可能性をみせて
くれた選手達に心から感謝しています。

次回の交流を楽しみに、秋のリーグ戦での健闘を祈ります。 




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野球教室

 6月下旬、大阪東淀ロータリークラブの招きで、博愛社・野球チーム
のメンバーを相手に、トゥルーマサ野球教室が開催されました。
参加者は小学生高学年の男子20名に、飛び入りの女子10名、講師役
は加藤社長に梶本さん、僕の3名です。 最初は緊張のせいか、
固さが目立っていた子供たちも、準備体操、守備、打撃、投球の練習
を経て、最後は試合形式の実践と、体を動かしていくにつれて、
いきいきとした表情になり、汗びっしょりになるまで頑張ってくれ
ました。

 その子供たちから、先日お礼の手紙が届きました。
どの子も一様に、「とても楽しかった」 と感謝の気持ちを綴って
くれています。なかなか当たらなかったバットにボールが当たったり、
初めてうまくグローブにボールが収まって、はしゃいでいた姿が
よみがえってきました。 これでもか、というくらい、矢継ぎ早の
質問攻撃を浴びせてきた少年は、「プロ野球選手になって、
ピッチャーを目指す」 と頼もしい宣言を記してくれました。 
がむしゃらに野球に向かっていた僕自身の少年時代も思い出され、
少し胸がじんとなりました。

 夏休みに入り、あちこちで真っ黒に日焼けしたユニフォーム姿の
野球小僧達を目にするようになるでしょう。 そのひとりひとりに
「いい顔してるな!」 と笑顔で声をかけてまわりたい、そんな
気分の今日この頃です。 博愛社・野球チームの子供たちにも大会
が控えているそうです。 みんな、がんばれ! 応援してるぞー!!
 
 こんな風に、野球というスポーツを通して、たくさんの人たちと
関われること、一生懸命になることの尊さ、楽しさを分かち合える
ことを心から幸せに思います。

 この先、僕と野球の距離は近くなったり、少し遠くなったり、
変化していくのかもしれません。 どんな時でも野球との絆を大切に、
これまでとこれからの、様々な出会いを糧に、精進していきます。




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神戸のトアロードリビングスギャラリーにて、月に2、3回、
不定期で 「しなやか・ パワー・ストレッチ」 ワークショップを
開催させていただいています。 

汗臭さとは無縁のおしゃれな空間で、参加者はアスリートではない
一般の、それも女性が多数という、まったく未知の領域での、
ほとんど手探りのスタートでしたが、回数を重ね、みなさんと一緒に
充実したひとときを創り上げる喜びを、ひしひしと感じています。

全身の軽いストレッチから始まって約1時間、股関節や肩関節を大きく
動かす、少しハードなトレーニングも取り入れながら、筋肉に刺激を
与えていきます。 

正直に言って、初めのうちはみなさんの筋力のバランスの悪さ、
そのことに対する無自覚に衝撃を覚えました。 でも、だからこそ、
僕が野球選手として自分の身体と向き合ってきた経験を伝えることが
大切なのではないかと、いっそう気持ちが奮い立ちました。

心地よく汗をかいた後は、個々の方々に、筋肉をほぐし、整えるための
ストレッチを施します。 みなさんにとっては、ほっとひと息リラックス
タイム、僕にとっては、集中力と探求心がいちだんと高まる、
第2ラウンドです。 みなさん自身が気付いていない、からだの声を
注意深く聴き、できるだけ言葉にして伝える、通訳とでも言ったら
いいでしょうか。 そんな役目を果たしたいと願い、お一人お一人の
からだと向き合います。 みなさんのからだは、僕に色々なことを
教えてくれる、何にも優る先生です。 

これからも、色々な場所で、色々な人たちとともに、
気持ちのいいからだ作りに取り組んでいきたいと思います。


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