独り言だよ…

こないだ甘夏を食べた時に残った皮で甘夏ピールを作っていて乾燥されてたんだけど、いい具合にかりかりになってきたのでそれを使ってパウンドケーキ作りたいと思っている。が、いかんせんバターがどこにも売ってなくて作れずにいる。パンとかなら大した量じゃないからマーガリンなりオリーブオイルなり代用品使ってもどうにかならなくもないけどパウンドケーキは材料のほぼ三分の一がバターだからそんなの無ー理ー。
だからバター待ちなんだけど、出来立て甘夏ピールを見るたびにちょいちょい味見してたらケーキ作る前に無くなってしまうかもしれない感じになってきた。んで、食べ過ぎて胃が痛くなって来た(だって、ほぼ砂糖だもの)。

しかし柑橘のあの心に響く香り、まさに自然が生んだ香りの奇跡。地球に生まれて良かった。
そしてなぜか感じる懐かしい感じ。柑橘の、甘くて酸っぱいあの香り。甘くて酸っぱい=甘酸っぱいは、青春の香りでもあるのだと思うけどいかがか。
青春の香りっていうか、部活の香りっていうか、蜂蜜レモンの香りっていうか、部活で蜂蜜レモン食ったことなど無いんだけど。
しかし感じるなんだろうあのノスタルジックな感じ。

お菓子作りはパン作りよりも比較的気楽に取り組める。
私の感想ではお菓子よりもパンの方が断然見た目に分かりやすくデリケートな性質を持っていて、同じレシピで作ったパンでも、温度や湿度で膨らみや食感が全く変わってしまう。
お菓子のほうが同じものを再現しやすい。お菓子は同じレシピで同じだけの時間同じ様に作ったらまぁ同じようなものが出来るけどパンはそうはいかなくてとにかくずっと生地見ながら様子うかがって臨機応変に水の量や発酵時間をちょいちょい変えて作る。それでも出来てみると前回と全く違うパンが出来たりするからホントにパンってきまぐれで手がかかるわがままな彼女のようだね。
もう! だからやめられない!

お菓子はそこまで手はかからないもののそれでもやっぱり焼きっぱなしにほっといたりしたらデリケートなスポンジ生地なんかは一瞬でシューッと凹んでしまったりする。まだ駆け引きも汚れも知らない10代の女の子って感じかしら!

ちなみにお料理はうっかり醤油入れ忘れて後でぶちこんでもどうにかなったりする強さと懐の深さがまさにお母ちゃんですな。


なんの話だっけ?

まぁ、そんなだから、気合い入れる気があるならパン。気楽に作るならお菓子。と言いたかったのですね。
昨日は試合終わって何か作りたかったけどパン作るのには時間が遅いし(パンは4時間かかるし)だからパウンドケーキ作りたかったけど、パウンドどころか、しばらくバターが手に入るまではパンもお菓子も作れないかもしれない。あぁバター!


先週からオメガ日記に参加してみたものの、全くペースというか雰囲気というか、掴み損ねて今に至る。
何事もそうだけど、着地点も分からずにいくら突っ走ってもから回るだけ、そして残るこの不快感は一体ナニ。

どうしよう…

そうだ! そんな時のお菓子パン作り。
どうしようと思わなかった事にしてパンを焼くことにしよう。何か気になってヘコんだ時とか元気になりたいとき、問題を解決するのも手だけど、どうにもならない時は、全く悩んでなかったことにする(勘違い)、っていう荒技もあるよ。オススメ!


そしてバンビは幸せの香りとわがままな彼女を求めて今日もキッチンへ向かったのであった。

おわり(なんとなく無理に)



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