先日、ウチの道場に新練習生が入ってまいりました。

デビューまでの道のりは険しいものですが、簡単には諦めずに頑張ってほしいものです。

毎年この時期に練習生が入門してくるのですが、そんな彼等を見てると、ふと自分の入門当時を思い出してしまいます。

早いもので7年前の事ですわ。実家を出て道場に着くまでの緊張感は今でも忘れられません。

そしてその日に初めて会った同期の火野が既に異様なゴツさだったのも忘れられません。入門当時から凶器っす。

それから何より一番忘れられない事は、入門した我々に最初の大目玉を喰らわせたのが、当時はスタッフ業務もしていたレフェリーのおトミだという事。

それもかなり的外れな内容で。どう考えてもこっちに否はないです。きっと彼も新弟子を目の前にしてテンパってたのでしょう。今なら軽く論破できます。

しかしカイエンタイの門をくぐって数分の我々には当然言い返す事なんて許されず、ただただ黙って怒られてました。

そこから月日が経ち、私も火野もタッグの二冠王になれたりなんかしてますが、この業界に入って一番最初に怒られたのがよりにもよっておトミという重い十字架を背負って生きております。            だってこの7年の間で、おトミが人を怒ってるとことかあれから見てないもん。怒られてるとこは何度も見てるけど。もしかしたら我々が最初で最後だったのではないだろうか?                 実はこの話はデビューしてから今までの間に何度かおトミ本人にもしていて、その度に謝罪も受けてるのですが、なんか今ここで書いてたらまた腹が立ってきました。

今度試合を裁かれる時にゃ、アクシデントに見せかけて体当たりでもかましてやろっと。ヘケケ♪
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