格闘技コラムメディア『STAND』のコラムがSPORAでも読める! STAND代表・シンジニシムラが日米を中心とした世界の格闘技シーンをタイムリーに斬っていきます!
Strikeforce:MIAMI
2010/1/30@フロリダ・サンライズ・バンクアトランティックセンター



DREAMではあんなに圧倒的だったザロムスキーが、ニック・ディアズに完敗。
ニックのあのリーチから繰り出されるフック系パンチは決してパワフルに見えないのに”グサグサ”と当たるんですよねー。
いやはや、ニック・ディアズ、強いはこりゃ。


メルヴィン・マヌーフはバシバシにローで攻勢だったのに、絵に描いたような一撃大逆転をやってのけたロビー・ローラーにも驚き。
こんな試合、なかなかないです。神がかってます。


ファイトのクオリティと会場のボルテージと、やはり本場はアメリカであることを痛感し、現地で体験しなければ始まらないと確信したのでした。
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新日本プロレス:Circuit2010 NEW JAPAN ISM
2010/1/31@ディファ有明



新日本プロレスのディファ有明大会に行ってきました。


昨年、10年以上ぶりに両国国技館大会に行きましたが、後楽園はおろか、ディファ有明のようなスモールサイズの箱で新日本プロレスを見るのは学生時代のバイト以来かと。


前日に後楽園大会があったにもかかわらず超満員。びっくりです。
知らなかったのですが、アメトークのイベントがあったんですね。
ちょうど私が遅れて会場に着く頃、エル・サムライがマスクを着けたまま帰宅し、道に出たあたりでおもむろにマスクを脱ぐところを目撃してしまいました。
あ、松田納だ!と(笑)


興行が終わっても外にはほんとにたくさんのファンが“出待ち”をしていました。
残念ながら格闘技の会場ではない風景です。
格闘技の大会場では出待ち組はいますが、それでもこんなに数はいません。
こんなところでも新日本プロレスの底力を見せつけられたのでした。


ファンの大事さを教えられたのでした。


アメトークDVDも見たいですが、なんと言ってもユリオカの藤波は何度見ても爆笑ですね。
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カクツーの休刊は既成事実としてライバル誌による報道はされていましたが、まだ釈然としない謎がありました。


肝心のカクツー自身が最新号で休刊告知をせずに次号告知をしていること。


しかし、やはり休刊することは事実のようです。
個人的なソースでそれは判明しました。


実は私、カクツーはFujisan.com経由で年間購読していまして、ちょうど今年1月いっぱいで更新の時期を迎えていました。
サイトのシステム上、自動継続の手続きがなされようとした折りに、ちょっと待った!カクツーは休刊するんでしょ?との噂が持ちきりの頃でもありました。


そこで、Fujisan.comに問い合わせると以下の返事が。一部引用します。



尚、ご指摘の通り、『格闘技通信』は2010/01/23発売号をもちまして休刊が決定しております。
ご購読いただいているお客様には後日解約・返金のご連絡を差し上げる予定でございますが、西村様は先に解約・ご返金とさせていただきます。



とのことで、やはり噂は本当だったと納得したいのですが、何故か次号予告の怪。
よっぽど編集部の往生際が悪いのか、休刊の決定を編集部が聞かされていないのか、内情まで知る由はありませんが、いずれにしても不可解ではあります。


ちなみに、年間購読しているというのに、店頭発売日を過ぎても送られてこないことがしばしばありました。
1月23日発売の最新号も同様の遅れだったので、中身を読むが遅くなってしまいました。
このような小さいオペレーションにも及ぶ歪みが起きてしまっていたのでしょうか。


出発不況と言われていますが、必ず何かしらのビジネス転換ができるはずです。
老舗の出版社にこそ業界を牽引するパワーを見せてもらいたいものです。
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DREAM.13
2010/3/22@横浜アリーナ



ようやく発表されたDREAMの2010年、3月の開幕大会で、いきなり、この目を疑う外国人対決が発表された。


ビビアーノ・フェルナンデスvsヨアキム・ハンセン


!!!???


なんとヨアキムがフェザー級に落とし、二階級制覇に挑むチャンピオンシップ。
びっくり。
ライト級でもトップクラスにいたヨアキムが下の階級に来たら、とんでもない強さで相手がいなくなっちゃうんじゃないの?
まったくもって予想すらしなかった顔合わせに目が覚めた。


続くビッグニュースは行き先が注目されていた日本人トップランカー・長南亮が満を持して日本メジャーに復帰。
桜井マッハの孤軍奮闘状態だったウェルター級に頼もしい人材が入ってくる。
是非とも王座戦線に絡んでもらいたい。


世間への格闘技の健全発信のリーダーとして、今年のDREAMに期待したい。
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UFC112
2010/4/10@アラブ首長国連邦・アブダビ・ヤス島フェラーリ・ワールド



“アブダビ”と言えばやっぱり『アブダビコンバット』。90年代後半期に世界から選りすぐりの総合ファイターをグラップリングで闘わせてしまうという企画と、顔ぶれと、主催者の王子様のインパクトに、それはそれは興味をそそられたものです。
無差別級戦も実施してしまう大胆さと、そこから生まれたミラクルにときめいたものです。マッハがリコ・ロドリゲスを極めてみせたなんてニュースには心底驚かされました。


格闘技黎明期ならではの摩訶不思議な可能性と期待が入り交じったドキドキワクワク感と言えば分かってもらえるでしょうか、未成熟な夢が渦巻いていたわけであります。


アブダビコンバットは今ではサブミッションレスリングの世界大会としてアブダビの地を離れて開催されるようになっていますが、“アブダビ”は格闘技(オールド)ファンにとっては揺るぎなきブランドネーム。この“アブダビ”に格闘技の進化形を凱旋させるUFCのセンスにしてやられました。


UFC初のアブダビ大会で初の屋外大会。一体どんな雰囲気になるのか、まず会場の世界観の想像で胸が膨らみます。


アブダビに縁深いヘンゾ・グレイシーがUFC初参戦でマット・ヒューズ戦。クートゥア対コールマンに次ぐ“レジェンド”ラインの本格化になりそうです。


アンデウソン・シウバ対ビトー・ベウフォートのチャンピオンシップという好カードもあり、BJペンの防衛戦もあり、早くも涎出まくりです。


格闘技の聖地・アブダビに巡礼したいと願い始めたのでした。
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