漢字の漢と書いて男と読む、字を見ただけで稲松三郎氏を想像してしまう。氏は、弱きを助け強きを倒す。気は優しくて力持ち。そして大食漢だ。これはあくまでも想像だが、ハヤグソだ。さらに、せっかちでおっちょこちょい。なぜか憎めないキャラクター。そんな氏が、プロレスを辞めた時の事を想像して見た。小汚ないラーメン屋の店長だ。武骨ラーメン三郎。「うちのスープは武骨が出汁だ」なんて言ってね。顔はよくないけど気遣いだけはすごく良い奥さんをもらって、子供は、三人ぐらい。休日は、必ず、家族サービスにあてる、そんな良い家庭を築くんではないでしょうか。まあかれこれ、二十年は先の事でしょうが。
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