もち米とうるち米。
もち米はつくとお餅になりますが、うるち米はなりません。
何が違うのか?と言うと、それはデンプンの割合。
もち米はアミロペクチンというデンプンが100%なのに対し、うるち米(コシヒカリ,ササニシキ)はアミロペクチンとアミロースというデンプンが4:1の割合となっています。
さらに書きますと、アミロペクチンはブドウ糖が木の枝のように分かれてつながった構造をしていて、お米の粘りを生み出します。しかし、アミロースはブドウ糖が直鎖状の構造をしていて、お米を硬くし粘りを少なくする性質を持っています。
お米の粘りを生み出すアミロペクチンが100%だからこそ、もち米はお餅になることが出来るのです。
・・・・・・お餅を見る度、思い出す。
高校一年の時、総合学科であったために受けていた「家庭」の授業で学んだことです。
いやしかし、今もまだ思い起こされるということは、それだけ自分の中で「お餅がお餅である理由」が解ったことが衝撃的、且つ感動的だったのだと思います。
合点がいく。
あの時の自分を的確に表す言葉はまさにそれです。
アイザック・アシモフ曰く、
「人間は無用な知識の数が増えることで快感を得る事が出来る唯一の動物である」
とのことですが、う〜ん、人間に生まれて良かったなぁ。
そんな訳で、人間に生まれた感動を噛み締めながら、+AJP SPORTS & SPAの在る横浜は本牧のベイタウン本牧5番街にて開催された餅つき大会に参加してきました。
心を込めた精一杯の餅つき。
お腹も、胸も、握力も、いっぱいいっぱいです。
米一粒にも、
「努力に勝る力なし!」
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