「道」

道なんて 君の前には有りはしない
何時だって 道は自分で切り拓くものだから
木が邪魔なら切り倒せば良い
川があったら橋を架ければ良い
一人で進めなければ誰かに頼れば良い
そして
ちょっと歩き疲れたら
少しだけ後ろを振り向いてみると良い
君が歩いてきた跡が
道になり
街になり
君に手を振っているのが見えるはずだ
さあ
また歩き出そう

シリーズも終了し、選手の方々が道場に戻って参りました。皆様、大変お疲れ様でした。

ずっと道場にて独りでしたが、また賑やかな道場生活に戻ります。

そういえば近頃の詩は、何やら暗い詩ばかり。
特に何も考えずに以前書いたものをポロポロ更新してましたので、特に今の心境とかでは無いんですけどね。

因みに、今朝更新した詩は、実家の犬が死んだ時のもの。
懐かしいです。日本がWBCで世界一になって、
「バンザーイ！」
ってやってる時に、親父から、
(先程、眠るように息を引き取りました)
というメールがあり、フリーフォール並の垂直落下を味わいましたね(笑)。

それにしても、最近関東は暑いですねぇ。

「別れの時」

出会いがあれば 必ず別れがくる
一時の別れ
永遠の別れ
その形は様々だけど

別れることは辛い
別れることは苦しい
別れることは切ない
別れることは哀しい

だったら出会いが無ければいいのだか
出会いによる喜びは
別れの
辛さ
苦しさ
切なさ
哀しみ
どれにもまして大きいから
今日もまた
僕は 誰かと出会うのだろう

「身近な景色」

ぼんやりと部屋を眺める
散らかった僕の部屋がそこに見える

ぼんやりと窓の外を眺める
散らかった君の庭がそこ見える

誰も片付けてなんかくれやしないよ
君も 解っているのだろう？

汚さに気付いても
片付け方を僕らは知らない

誰も教えてなんかくれやしないさ
それもとっくに気付いているんだろう？

それでも僕らは何もせず
ただぼんやりと
眺めている
一向に片付かない やりきれない思いを胸に

「生まれかわったら」

生まれかわったら
僕は貝になりたい
死ぬまで固く口を閉ざして
弱音を吐かないのですから