『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』観て来ました。
1987年に熊本で行なわれた7万人規模のフェスのドキュメント映画。
配給会社は、奇しくもドラゴンゲートのビッグマッチでお世話になっているライブ・ビューイング・ジャパンさん。
コレもなんか不思議な縁ですね。
このイベントがあったという記憶はかすかに残ってまして…、現在に至るまでの自分の音楽人生において特に影響を受けたバンドであるRed Warriors(今の若い子には、バラエティ番組に出てるダイアモンド☆ユカイさんがボーカルだったバンドって説明するのよね)のビデオにこのフェスに出演時の映像があって、ユカイさんが「ウッドストックみてーでカッコいいじゃん!」って言葉を発していました。
若い頃、MCでパクってました(笑)。
1987年当時は、中学生だった矢束少年。
チェッカーズ1色だった幼気な矢束少年の耳に突き刺さったRed Warriors。
ユカイさんのボーカルと、シャケさんのギターに完全に頭を犯され、学校の教科書を閉じ、クラシックピアノからギターに乗り換え、ロックキッズと化していきました。
本日同行した子は、学生時代にRed Warriorsのコピーバンドをしていた同級生。
今ではすっかり立派になって、テレビ関係の仕事をしてます。
最近、よく会うのよね。
40歳のオッサン2人の映画館デート(笑)。
当時の懐かしい話もしました。
さて、この『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』。
大人の事情(!)で、DVD化は無く劇場公開のみです。
しかも2週間のショートサーキット。
特に、私の作る音楽が好きな方には是非観てもらいたい映画です。
たまに、私のFaceBookの“音楽”の欄を観て頂いてる方より「ジャンルもクソもねーな」とか言われますが…
そうよね、確かにウチの会場BGMでも、開場時間にはスラットバンクスやHANOI ROCKSがガンガンかかっと思えば、休憩時間にはドラムンベースのコンピやファットボーイ・スリムがノンストップになってたりするし(笑)。
何でしょう、自分の中では共通してカッコいいと思う音楽なんですね。
まぁ、良い意味でその時々で影響されやすいというか(笑)。
でも日本人ボーカリストでは、フミヤさん、ユカイさん、TUSKさん、この3人はもうそれこそ20年以上も揺るぎのないマイフェイバリットアーティスト。
唄もですが、詞が好きなんですね。
なので、自分も詞を特に大事にする様になったのかも。
今日の映画は、色々と収穫があり、今後のドラゴンゲートに繋げられそうな発見がありました。
1つ、ウチのDVDでやってみたい事があるんですよね…。
それはまた追々。
まぁでも自分自身は、言ってしまえばフェスはあまり好きでは無く、全くといっていい程行かないのですが(笑)。
それこそ、雨も、暑いのも寒いのもイヤだし…。
で、話をまとめると、ドラゴンゲートの大会はビッグマッチから地方の小さい会場の大会に至るまでホントに全て手作りです。
タレント、スタッフが一丸となって作り上げるって意味では、フェスも、ドラゴンゲートの大会も一緒だなと。
そんな事が仕事になっている自分は、改めて幸せだなぁと思いました。
ベイビー大丈夫かっ!
何か、ロック少年に戻った一日でした…。
YATSUKA