今日、父親が定年を迎えた。
今の会社に40年以上勤め家族を支え続けて来てくれた。
父親は武道家で、あらゆる武道の有段者。
今では若い頃より体は小さくなってしまったが、昔はプロレスラーみたいな体をしていた。
力も強くて体も大きく、ボーイスカウトの隊長を勤める程アウトドアが好きな父親だった。
俺は真逆のインドア。
小さい頃からゲームばっかりやっていた(笑)
子供の頃、父親は恐くて、父親が家に帰って来ると慌ててゲームを隠す程だった。
「ゲームばっかりしてないで、勉強しろ!」
ってよく怒られたから(笑)
そんな父親に初めてプロレスラーになりたいと話した時に、父親は鼻で笑った。
「お前みたいなもやしっ子がプロレスラーになれるわけがない!」
って…
そして俺は浜口ジムの門を叩きプロレスラーになるための第一本を歩き始めた。
俺はプロレスラーになりたかった理由は二つあった。
一つはプロレスが好きだったから、レスラーになる夢を叶えたかったから。
もう一つは父親を越える為。
何をやっても父親には勝てない、頭でも体でも力でも…
父親は癌の研究をして薬を作っている。
実際2、3年前乳癌で倒れた母親を、自分が作った薬で治している。
それくらい父親は学問にも長けていた。
そんな父親を認めさせるには、自分が目指した夢を掴み取る事と俺は思った。
ジムに通い出して体が大きくなっても、父親は俺を認めてくれない。
「2年だけ時間をやる!2年で団体に入門出来なかったら、就職しろ!」
これが父親との約束だった。
1年目、新日本のテストを受けて不合格…
2年目、また新日本のテストを受けて不合格…
その直後みちのくプロレスの入門テストがあったので、東京から盛岡まで行きテストを受けた。
結果は合格!
リミットギリギリ
すぐに父親に報告。
「よかったな…ま、すぐやめるなよ」
素っ気ない言い方…
まだ認めてくれない…
そしてみちのくプロレスに入門、夢ファクトリーに移籍、その後ドラゴンゲートに移籍をし今に至る。
後に母親から聞いた事だが、みちのくに入門してから、父親は飲み屋に行く度、「俺の息子はプロレスラーだ♪」って自慢して回っていたようで…
プライドの高い父親は俺には、そんな事一度も話さなかった。
でも母親から聞いて、ちゃんと俺の事認めてくれていたんだなと嬉しくなった。
ダメ息子がいつの間にか自慢の息子に変わっていた。
父親がそういう人間でなかったら、俺はプロレスラーにはなってなかっただろうし、父親越えの目標も持たなかったと思う。
今更だけどありがとう。
定年後は、俺の妹の娘。
毎日、孫の世話をするのが、これからの楽しみだそうで。
何十年も一日も休まず働き続け家族の為に頑張ってくれたね。
出来の悪い息子をこれまで育ててくれて、ありがとうございました。
まだ大して親孝行出来てないけど、これからは俺が両親の面倒をみてく番なのかな。
ホントに今まで、家族を支えてくれて、俺達兄妹を育ててくれてありがとうございました。
これからはゆっくり人生を楽しんでね。
たまには釣りでも付き合うよ♪
ホントにホントにお疲れ様でした。
酒飲み過ぎて体壊さないようにね!
長生きしてね。
あなたが育ててくれた、息子と娘はこんなに大きくなりました。
ありがとうございました。
ホントにお疲れ様でした。
そして、まだ俺は父親を越えたとは思ってません!
その背中!
また追わせてもらうよ☆
今の会社に40年以上勤め家族を支え続けて来てくれた。
父親は武道家で、あらゆる武道の有段者。
今では若い頃より体は小さくなってしまったが、昔はプロレスラーみたいな体をしていた。
力も強くて体も大きく、ボーイスカウトの隊長を勤める程アウトドアが好きな父親だった。
俺は真逆のインドア。
小さい頃からゲームばっかりやっていた(笑)
子供の頃、父親は恐くて、父親が家に帰って来ると慌ててゲームを隠す程だった。
「ゲームばっかりしてないで、勉強しろ!」
ってよく怒られたから(笑)
そんな父親に初めてプロレスラーになりたいと話した時に、父親は鼻で笑った。
「お前みたいなもやしっ子がプロレスラーになれるわけがない!」
って…
そして俺は浜口ジムの門を叩きプロレスラーになるための第一本を歩き始めた。
俺はプロレスラーになりたかった理由は二つあった。
一つはプロレスが好きだったから、レスラーになる夢を叶えたかったから。
もう一つは父親を越える為。
何をやっても父親には勝てない、頭でも体でも力でも…
父親は癌の研究をして薬を作っている。
実際2、3年前乳癌で倒れた母親を、自分が作った薬で治している。
それくらい父親は学問にも長けていた。
そんな父親を認めさせるには、自分が目指した夢を掴み取る事と俺は思った。
ジムに通い出して体が大きくなっても、父親は俺を認めてくれない。
「2年だけ時間をやる!2年で団体に入門出来なかったら、就職しろ!」
これが父親との約束だった。
1年目、新日本のテストを受けて不合格…
2年目、また新日本のテストを受けて不合格…
その直後みちのくプロレスの入門テストがあったので、東京から盛岡まで行きテストを受けた。
結果は合格!
リミットギリギリ
すぐに父親に報告。
「よかったな…ま、すぐやめるなよ」
素っ気ない言い方…
まだ認めてくれない…
そしてみちのくプロレスに入門、夢ファクトリーに移籍、その後ドラゴンゲートに移籍をし今に至る。
後に母親から聞いた事だが、みちのくに入門してから、父親は飲み屋に行く度、「俺の息子はプロレスラーだ♪」って自慢して回っていたようで…
プライドの高い父親は俺には、そんな事一度も話さなかった。
でも母親から聞いて、ちゃんと俺の事認めてくれていたんだなと嬉しくなった。
ダメ息子がいつの間にか自慢の息子に変わっていた。
父親がそういう人間でなかったら、俺はプロレスラーにはなってなかっただろうし、父親越えの目標も持たなかったと思う。
今更だけどありがとう。
定年後は、俺の妹の娘。
毎日、孫の世話をするのが、これからの楽しみだそうで。
何十年も一日も休まず働き続け家族の為に頑張ってくれたね。
出来の悪い息子をこれまで育ててくれて、ありがとうございました。
まだ大して親孝行出来てないけど、これからは俺が両親の面倒をみてく番なのかな。
ホントに今まで、家族を支えてくれて、俺達兄妹を育ててくれてありがとうございました。
これからはゆっくり人生を楽しんでね。
たまには釣りでも付き合うよ♪
ホントにホントにお疲れ様でした。
酒飲み過ぎて体壊さないようにね!
長生きしてね。
あなたが育ててくれた、息子と娘はこんなに大きくなりました。
ありがとうございました。
ホントにお疲れ様でした。
そして、まだ俺は父親を越えたとは思ってません!
その背中!
また追わせてもらうよ☆