記者 「ずっとKAORUさんとやって来た中で、決別する事に戸惑いみたいのは無いのですか?」
尾崎 「あんた馬鹿?今まで何聞いてたわけ?」
記者 「そうゆう意味ではなくて、別れるのがさみしかったりしないのかなぁなんてねぇ…」
尾崎 「あのさ、私はいつか過去の事は忘れるけど、尾崎魔弓が一生あいつを許さないんじゃないかな」
記者 「尾崎魔弓が?」
尾崎 「そう、あの人の恨み辛みはハンパじゃないからね」
記者 「…あ、あ、あの方はやはり怒っていらっしゃる?」
尾崎 「人間てさ、怒りを通りこすとね、一瞬おとなしくなるらしいわよ」
記者 「…」
尾崎 「そういえば尾崎魔弓が言ってたけど、KAORU潰しは一度じゃ終らない」
記者 「…」
尾崎 「馬鹿は死ななきゃなおらないって、よく言うでしょ…」
記者 「はっ?」
尾崎 「KAORUの場合、一度潰してもまだKYじゃない、二度潰してもまだ何か残りそうだし…」
記者 「もしかして、決着をつけるのは後楽園だけじゃないのですか??」
尾崎 「決着とかそんなの最初から無いよ、潰してやるよ。もう二度とデカイ事言えないように」
記者 「完全に潰す…」
尾崎 「私はさ、あいつに誰が偉いかと、誰が強いかと、誰が尾崎魔弓かを、よーく教えてあげようかと思ってね。言ってもわからないみたいだから、体で教えてやるよ、あー親切」
記者 「…」
尾崎 「授業料もらいたいくらいだよね、KAORUから。とにかく、一回潰してハイ!さようなら!なんて事は無い。そんな中途半端な事は考えてないからさ。これ、そのまま載せときなさいよ」
記者 「…」
尾崎 「他に何か聞きたい?」
記者 「もうやめときます、ありがとうございました。」
とんでもない方向に話が向かってしまったようです。
もう少し聞き手が良ければ尾崎さんもこんなに怒ることはなかったかも……