好評に月、今回は1999年10月23日後楽園ホールでやった“ダンシングベイビー”を回顧します。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/f/e/fecc340d.jpg" width="318" height="469" border="0" alt="fecc340d.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" /> 私がコスプレを始めたのは、99年の7月くらいからなのですが、この頃の私は、ピンクの布を体に巻いて、缶チューハイを持った藤原紀香や、実況に「これは、仮面ライダーシリーズの蜂女ですね」といわれた松田聖子、Tシャツを頭に被っただけの内田由紀(これは本当にありえなかった)など、なぜかアイドルのコスプレをやる傾向にありました。http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/3/b/3b85f946.JPG" width="372" height="550" border="0" alt="3b85f946.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/5/0/50212f25.JPG" width="391" height="539" border="0" alt="50212f25.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />しかし、スベりまくって会社からは「芸能人モノは絶対NG」と言われ、さりとてたいした裁縫知識もなく、コスプレのアイディアが浮かばなくなっていました。
そんな時期に鬼のように私との対戦が続いてしまった巨乳の中山香里さんには、ホントに申し訳なかったと思っています。

あまりのしょぼさ故、コスプレも、もうここまでか…と思われた時、「流行モノをやったらどうか」という案が出ました。
そして、当時TVで話題になっていた“ダンシングベイビー”をやってみたのです。

ご存知の通り、ダンシングベイビーは、オムツを履いた赤ちゃんです。
コスプレは、今思えば全身タイツに腹に詰め物をしただけの簡単なものなのですが、
ノウハウがなかった当時の私は、製作に少々てこずりました。

まず、この当時は肌色の全身タイツというものがなく、簡単に手に入らなかったのです。行きつけの東急ハンズにもなかったので、白い全身タイツを自分で染料を使って肌色に染めました。
今、ハンズで肌色タイツを普通に扱っているのは、この頃に私がしつこく問い合わせたお陰だと、自負しています。

そして、大人用の紙おむつを装着し、腹にタオルを詰めて完成しました。
曲もちょうどよく発売されていたので、一日で材料は全て整いましたが、全身タイツは意外と高く、CDも買ったので、費用は¥5,000強と私の中では破格の製作費でした(当時の製作費は自腹)。

でも、この流行モノ発想でやったコスプレが大当たり。
まだ頭に携帯アンテナの立っていない頃の植松選手が、対戦相手としてナイスリアクションをしてくれたのも大きかったです。
これを皮切りに、私は“バレーボール日本表”“サンタクロース”など、流行モノや季節モノをコスプレに取り入れるようになりました。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/6/2/628bd68c.JPG" width="535" height="547" border="0" alt="628bd68c.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />

試合中にコスプレモデルにちなんだ動きや攻撃をするようになったのもこの頃です。
ダンシングベイビーでも、独特のダンスで相手を追い詰めたり、見開いた目で子供を泣かしたりしました。

でも、初めての全身タイツには反省点もありました。
道場で試着をした時、最初はシューズの上から全身タイツを履いたのですが、リングで動くと、踏ん張りが効かず思うように動けなかったため、試合では全身タイツの上からリングシューズを履いたのです。
皆さんは何とも思わないかもしれませんが、私はこの方法をとても悔やんでいます。

なぜならば、頭のてっぺんから足のつま先まで完璧にしてこそ、プロのコスプレレスラー。なのに私は、足元だけリングシューズという現実的なものを履き、完全なダンシングベイビーに成りきる事が出来なかったのです。
何という未熟さ。今、「全部広田。」で見返しても、私には違和感だけが残ります。

でも、この経験のお陰で、私は足先まで完璧にコスプレをする方法を発見しました。それは、まずシューズの上からタイツを履き、後からシューズの底に合わせてタイツを切り取る、という方法です。最後に、タイツがめくれないようシューズと貼り合わせるのがポイントです。
その後、この方法はレガースの場合や、ロングシューズの場合にも応用しました。
このように私は、レスリング以外のところで、しっかりと成長していたんですね。

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では、そろそろ皆さんも、ミキサーの経過が気になる頃だと思いますので、次回は近況報告でもしたいと思います。

当時のレビューはコチラ
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こんばんは。
最近ミルミキサーの話題で持ちきりですが、
「たまには元・レスラーだい」と思われるような話題もしなければ…」と、やっと気付いたので、今回は印象に残っているコスプレの秘話など紹介してみようと思います。

第1回は2004年4月30日代々木第2体育館でやった、ライガー選手のコスプレ。
対戦相手はLLPWアイガー選手でした。
この選手は、試合中に奇声を発して子供を泣かす、とても恐ろしい選手でした。更に、悲しみをエネルギーにして戦うという触れ込みで、私も会見では泣かされました。
http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/8/8/88a07093.JPG" width="525" height="800" border="0" alt="88a07093.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/9/c/9c8f4e73.jpg" width="480" height="640" border="0" alt="9c8f4e73.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" /> ところで、この試合には私の中で一つ懸念事項がありました。
それは“ビッグマッチのコスプレは当たらない”というジンクスです。
まったく過去の試合もひどい有り様でした。
そんなこともあり、この時はコスプレを何にするか、検討に検討を重ねました。

相手を戸惑わせるために、アイガー対アイガーで行こうか?
相手がキャラ者だから、自前のチャイナ服で行こうか?
LLPWつながりで神取選手のコスプレにしようか?

私は悩みました。
そして考えました。
アイガーは悲しみをエネルギーにする…。
悲しみに勝つには怒り…怒り…怒りの獣神・ライガー!!
しかもアイガーとライガー、ちょっと掛かっているし。

でも、不安材料も出てきました。
ライガーさんは雑誌で見る限り、けっこう怒りっぽい感じがしたので、無許可でコスプレしたら、後日紙面などで、

「そういえば、どこぞの女子レスラーが俺のマネしてるみたいじゃねぇか、えぇ!?フザけんな、オエ!アイツ、ブッ殺してやるよ!」

などとキレられるんじゃないだろうかという不安です。

結局、暑さ対策(ビッグマッチの照明は暑い!)や相手との相性、ライガーさんに怒られる怖さなども加味して、最終的に“コスプレは入場のみ、試合が始まったらコスプレは脱ぐ”という方法をとりました。当日、リングに上がって何とも不自然にライガーコスプレを脱いだのは、こんな諸事情(特に3つめ)があったからなのです。

コスプレが決まれば早速製作に掛かります。
製作にあたって私がまず最初にするのは、資料集めです。
専門誌などを読み返し、なるべく選手の正面・全身・後ろ・ガウン等の写真を探します。
ビデオを借りる時もありますが、映像だと昔のコスチュームが多いので、資料にならない事のほうが多かったです。
写真もなく、分からないところは想像で作ります。
ライガーさんの場合、お尻の資料がありませんでしたので、そこは想像で作りました。

縫う段階で苦労したのは、ズボンにたくさん色の切り返しが入っていた点です。
自分の場合、まずベースになる色でズボンを作り、その後バラして、他の色生地を繋げて行くので、ライガーさんの場合、まずベースの白のズボンを作り、そこに赤などを縫い合わせていきました。

ちなみに、ほとんどのコスプレが股の部分で生地が交わります。
試合中よく股から破れていくのはこのためです。
http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/e/9/e9a6bb2b.jpg" width="352" height="288" border="0" alt="e9a6bb2b.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />

次に苦労したのはマスクです。
私はTシャツをベースにマスクを作るのですが、ライガーさんのは色の切り返しも柄も細かくて大変でした。

Tシャツは生地の素材があまり伸縮しないため、生地を縫い付けると、つっぱったり、ビロビロになったりしてしまいます。そして被る頃には、縮んできつかったり、目・鼻・口の部分がずれることがほとんどです。

ライガーマスクも例外ではありませんでした。
でも、カツラはすんなり出来ました。前から持っていたロングウェーブカツラを、マスクのてっぺんに内側からちょっと縫い付けて、もしゃもしゃっと毛を出したら…それだけで激似。

後はガウンの肩部分をダンボールで作って布を張って垂らしてマントにしました。
結局、コスプレ作りは約3日、正味10時間ほど。製作費用¥3、000弱で完成しました。

出来栄えは完璧。
入場シーンなど、本人様にしか見えないほどの完成度でした。脱ぐのは、ちょっともったいなかったかなぁ…。

ちなみに、こんなに考えたコスプレなのに、
周りからは「なんでライガーだったの?」と、嫌という程聞かれ、
私はその度に「アイガーは悲しみがエネルギーで…」と、1から説明しなくてはなりませんでした。

そして試合後は、ライガーさんご本人の耳に入るのをビクビクしていましたが、幸いにも全く波風は立ちませんでした。
でも、数週間後、「いかレスラー」の試写に行った時、後ろの席から

「そういえば、今日ライガーさんは?」
「わかんねぇけど、来れなかったんじゃねぇ」

という会話が聞こえ、ビクッとしました。
代々木大会からまだそう経ってないこのタイミング、もし来ていたら、即座に振り向き挨拶…というか謝罪するべきか。いや、本人無関心だったら、墓穴を掘りかねないので、ここはシカトしておくべきか。
帰りの道中、どちらを選択するべきだったか、無駄に悩んでいたものです。

というわけで、過去を振り返る女・広田が紹介したコスプレ秘話。
好評ならば、変則的に続けていこうと思っていますので、お楽しみに。

当時のレビューはコチラ
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なんて事でしょう!
先日買ったミルミキサーが欠陥商品だったことが判明したのです。 その日は、ミルではなく普通のミキサーでパンプキンスープを作ろうと、具材を入れてスイッチオンしました。
ところが、ミキサーの歯の部分はびくともせず“ング〜・・・ング〜〜”と、むなしく振動音だけが響いたのです。
幸い、今回のミルミキサーセットを買ったおりに、捨てようと思っていた昔のジューサーに移し変え、パンプキンスープは無事作れました。
が、出来上がったスープのまずさといったら…。
敗因は、玉ねぎを生のままミキサーにかけたからだと思われます。

とにかく、スープはまずいわ、ミキサーは不穏な音を奏でるわで、勢い込んで買った店にクレームをつけに駆け込みました。私がフガフガ言っていると、店員さんはミキサーが動かない事を確認し、すんなり交換を承諾してくれました。
ただ、今は在庫がないので入荷後の交換になりました。
あまりにもうまくことが運びすぎ、私のほうが「いやぁ〜実は現品無理やり売らせたの、こっちなんっスよ」と恐縮してしまうところでした。
ともあれ、もう少ししたら新しいミキサーもくるし、スープのリベンジもできるし、ビバ保証期間!
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こんばんは。
この頃よく映画(DVD)を見ています。
毎年お盆には実家に帰り、母・世津子と鑑賞していましたが、今年のお盆は帰省しなかったので、その時期もこっちで思う存分見てました。 ここ最近だと、
“妖怪大戦争”
“七人の弔い”
“いつか読書する日”
“コーチ・カーター”
“ヴィラ・ドレイク”

ざっくり紹介していくと、“妖怪大戦争”は、悪い奴を妖怪と一緒に退治する話。いろんな役者さんが妖怪役で出ているので、誰がなんの妖怪を演じているのか当ててみるのもよし、事前に調べておくのもよし。
勝手にするがいい。
私的には、崇拝している作家の宮部みゆきさんが、今回の妖怪構成をしていることに感動しました。そして劇中にもチョイ役で出てきたのですが、その風貌がただのおばちゃんだったことに落胆しました。

“七人の弔い”は、良くも悪くもOFFICE KITANO作品でした。

“いつか〜”は、前知識なく行ったのですが、満員で立ち見でした。でも、見てよかったです。世津子には、この場を借りてこの映画をお勧めします。

“コーチ・カーター”
これ、絶対お勧め。
でも、私がこんなに鼻息荒く薦めてしまうと、期待大になって構えてしまい、普通に感動するものもしなくなる恐れがあるので、ほどほどの期待で行ってください。裏切りはしませんから。

“ヴィラ・ドレイク”
救いようがない暗さですが、終わり方が私は好きです。でもこれは、万人にはお勧めしません。

“秘密と嘘”この映画のタイトルにピンとこない方は、スルーして頂いていいでしょう。秋は、いい映画がたくさん封切られます。今週末も楽しみだなぁ。
そして久々の映画談義、ってか一人語り。
それでは、また次回。
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ついに買いました!これはすごいよ。
高いのだと数万のもあるくらいなんだけど、もちろん私は、あらゆる家電売り場を巡り、安いところを発見しました。http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/5/2/52eff70e.jpg" width="176" height="144" border="0" alt="52eff70e.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/0/b/0b2321e0.jpg" width="176" height="144" border="0" alt="0b2321e0.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" /> 私がなぜこれほどまでにミルミキサーを熱望していたかというと、以前動物病院の先生から、「イモちゃんの免疫力を高めるためには、シイタケを与えるといいよ」と、教えてもらったからです。
それからは干しシイタケをすりつぶし、餌に混ぜて与えていました。
すりつぶすのには、すり鉢を使っていたのですが、これは時間が掛かる上に、少ししか出来ません。
しかもマンションの左右上下の部屋にすり鉢の振動が響くらしく、ある時期から私がすり始めると、上の部屋の住人が足を踏みならす様になりました。
これは危険です。
トラブルになる前に、私はミルミキサーを購入しようと決めたのです。

そして特売店を見つけ、やっと先日手に入れました。本当は在庫がなく、取り寄せになるところだったのですが、どうしても今ほしかったので「現品でいいのでください」とごねてみました。
店員さんは「箱がございませんので…」とあきらめさせようとしていましたが、「いいえ、袋でいいですから。これ、今、欲しいの」とかなり店員さんを狼狽させてやりました。そうしたら、本当にビニール袋にガチャガチャ入れて、売ってくれました。しかも、現品だからと200円引きで。
いやぁ、言ってミルもんだ。

ちなみに、ミルミキサーもかなり振動が起こる事がわかりました。
結局、まだ足を踏み鳴らされています。
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