最新投稿RSS今日はコスプレを初めてやった日から、私が自分の意思でコスプレをやるようになった日までの心境の変化を、改めて振り返ってみました。
2004年8月14日のblog「わたしがコスプレを始めることになったわけ」の回ではかなり端折ってしまった部分も、結構細かく思い出しています。 ■初めてのコスプレ
→1999・7・18後楽園ホールの中山香里戦で「デビル選手のガウンを着る」という案を長与さんから頂く。
■２回目のコスプレ
→1999・8・15後楽園ホールの中山香里戦で、コスプレしないで出て行こうとしたら呼びとめられ、「藤原紀香コスプレで、脱いだら長与コスプレが出てくる」という案を、またも長与さんから頂く。
■３回目のコスプレ
→1999・8・22平和島大会の中山香里戦で、またコスプレしないで出て行こうとしたら呼びとめられ、「お客さん期待してるから何かコスプレしなよ」と、トミーさんに言われ、フィンガー５をやる。
■４回目のコスプレ
→1999・8・29大阪ＩＭＰの中山香里戦で、「何かコスプレで出て行こう」と初めて自分の意思でコスプレを決意。昼は中山香里さんの“ミルキー香里”で入場し、その夜のＯＺ興行中山戦は、内田有紀コスプレで入場する。
２回目の長与さんのアドバイスは、前回デビルガウンを着たし、これからも何かしら続けて行くだろうと思いきや、何もしない私を見て、慌てて言ってくれたようでした。私も慌てたので、コスプレ完成度は皆無。藤原紀香＝白塗りという発想も、今思うと訳がわかりません。
それにしても、全権を取られていた最中に、私の見せ方まで気遣ってくれた長与選手の心配りには、今でも感謝の思いでいっぱいです。
次の大会でもトミーさんに突っ込まれたのですが、実はその時「え、まだやらなきゃダメなの？いつまでやればいいの？」と、心の中で逆切れしたのを覚えています。だから、たまたまカバンにあった色眼鏡をかけただけで「フィンガー５だ」と言い張り、何ともいえないやっつけ感が漂ったのでした。
そしてやっと次の大阪大会で、自分にとってのコスプレの大切さをなんとなく感じ、ミルキー香里をやりました。
しかし、昼が終わった段階で、実は「昼にコスプレやったし、夜はいいだろう」と思っており、夜の試合前に某選手に「夜は何やるの？」と聞かれて焦りました。
「（えぇ！？昼だけじゃダメだった？ヤバイ…）う、内田有紀です」
「何で内田有紀？」
「…自分コンタクトなんで、コンタクトのＣＭをやっている内田有紀をやろうかと」
とりあえずこんな感じでその場を凌いでしまい、あの悲惨なコスプレになったのです。自分の中で「コスプレは一日一回」という決まりを作っていた事も、今思うと訳がわかりません。
物事の大切さとか価値とかって、続けるうちに気付いていくものなんですね。
そして、それを自分のものにしていくのは、また大変な作業で奥が深いのです。
「新しい事にチャレンジしようとする時は、今までの自分を分析することも大切だ」と聞いた事があるので、舞台を控えた今こそ、自己分析だと思いやってみました。
でもレスラー時代に分析出来ていたら、内田有紀以降、芸能人ネタをやる事もなかったろうに。
チャレンジしてもしなくても、こまめな自己分析は大切だ、ということも今、気付きました。
ちなみに、公式HPの“コスプレ千変万化”はいくつ見つけられましたか？
今日書いたコスプレの数々も徐々に追加していく予定です。お楽しみに。
