先日、ナレーション録りを終えました。
エンドロールクレジットにも表記してありますのでご存知の方も多いと思いますが、ドラゴンゲートのDVDの全てのナレーターは菊池リングアナです。
試合会場の緊迫感やライブ感をそのままDVDにパッケージングする狙いもあったのですが、ジャストですよね。
プレビューの時でも編集室でナレーションを聞くと、試合会場にいる感覚になります。

今作の「DRAGON GATE 2009 season Ⅳ」は、昨年のタッグリーグを中心に収録してあるのですが、いつもよりも試合自体の時間がかなり長く収録してあり、副音声解説の会話も各チャプターにおいて、選手が喋りっ放しで色々な話が飛び出しており、かなり面白いです!
当blogにも何通か「seasonシリーズ」のノーカットの試合映像化希望の投稿があったので、可能な限り今回は試合の流れが分かる作りになってると思います。ある種、実験的ですかね。

10/27(水)に発売なのですが、この時期に収録をしているという事は…
まだ発表出来ませんが、どこかのタイミングで先行発売します!!


さて、たまには機材紹介なんかも。
ナレーション録りはいつも使用させてもらってる赤坂の某スタジオで、定番のNEUMANN(ノイマン)U-87。
スタジオぺんたでレコーディングキャリアをスタートさせた自分にとって、定番ありきって事で。
写真のマイクです。よくドラマや、レコーディングの風景のシーンなんかにも出てくるので、見た事ある方も多いのではないでしょうか? 嫌いなエンジニアの方も多いみたいですが、素直な音でナレーション向きだと思います。
副音声のレコーディングは試合会場での収録なので、ツアー持ち回り機材のSHURE(シュアー)SM58。
しかも、収録場所が巡業中の体育館の控え室や倉庫だったり環境がマチマチなので、念のためコンプはかけ録り。こちらもツアー持ち回りのMboxを介してPRO TOOLSに録音してます。結構頑張ってる音だと思いますよ(笑)。
ちなみに、ドラゴンゲートの試合用に使用してるマイクは、SHURE(シュアー)PGX24/SM58。58のワイヤレス版です。
ワールド記念ホールや、両国国技館の規模の会場でも電波障害はほとんど無い上に、特筆すべきはライブ等では考えられない衝撃にも結構耐えられるワイヤレスで、もう3年くらい使用してますが、回路のハンダを補強したくらいで一度も修理には出してないです。プロレス業界音楽関係者の方々、少し値段は張りますがコレは使った方がいいですよ!

一応、レコードレーベルのblogなんで、たまにはこんな機材の話なんかも。
なんのこっちゃって感じですかね(笑)?

とにかくDRAGON GATE RECORDSは、こんな感じの制作環境でインディーズ商品でありながら、他ジャンルのスポーツDVDに遜色の無い作品を送り出しますので、そんなトコロも気にして見てもらえたら面白いかもです。
10/27発売「DRAGON GATE 2009 season Ⅳ」ご期待下さい!!


タイトル:DRAGON GATE 2009 season Ⅳ
発売日: 2010年10月27日
価格:¥4,500(税込) 
品番:XQCC-2036
収録時間:206min.
POS:4571252920423
ディスク仕様:片面2層
音声仕様:ステレオ
リージョンコード:フリー
特典:
音声特典…各チャプターごとにそれぞれの主要選手による副音声解説
映像特典…
①YAMATOスペシャルインタビュー 〜鷹木信悟は目の上の○○○!?〜
②WORLD-1テーマ曲「ALL FOR ONE, ONE FOR ALL」Music Video


by 中澤矢束
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