先週の土曜の夜に一足先に帰国し、

日曜から早速レッスンに入りました。

空気がピリピリと刺すような寒さでしたが

久々にスクール生の皆さんとのひと時はとても楽しい時間でした。

月曜には２０年越しのテニ友と楽しくテニスをし、

ぺちゃくちゃとお喋りしながら美味しく楽しいランチタイムを過ごし、

そして、火曜水曜は一週間の内、朝から一番オンコートの長い二日間でしたが、

レッスン後、アシスタントコーチのレミちゃんが、

「あ～、楽しかった～！！！」と一言。

「本当にレッスン楽しいよね。」

と二人で確認しあっていました。

もちろん、私たちコーチは遠くから時間をかけて

通ってきてくださる生徒さんに対して大きな責任を果たさなければならないと

それは一番ですが、

テニスが大好きな仲間たちが集まって

＜もっと、上手くなりたい！＞

＜＜もっと、上手くさせたい！！＞＞

＜＜ここのボールを、こっちに打ってココに入って次のココとココをケアして・・・＞＞

と、本当に共通の課題に向かっての共有感は

この仕事をさせていただいて得る充実感でもあります。

テニスってなんて面白いスポーツなんでしょうね。

伊達さん全豪本戦１回戦が明日あるようですね。
（今日になってますね。）

すっごい楽しみです。

あのフラット系の早いタイミングの美しいテニスがまたグランドスラムで見ることが出来るなんて・・・

私も他のたくさんのダテックファンの方と一緒にワクワクしています。

相手は、カイヤ・カネピ選手ですね。

シードですが、充分チャンスはありそうです。

あともちろん、杉山愛ちゃんも好調そうですし

森田あゆみちゃんもぐっと上がってきている感じです。

そして、もちろん、錦織くんの試合も見たいですよ！

本当にグランドスラムはワクワクしますねぇ！！！


ダブルスは残念ながら入れなかったので、里華は帰国することになりました。

帰ったら、また里華の練習を見るのが楽しみで、私としては、これもワクワクしています。

せっかくサーブのフォーム改良など、新しくチャレンジしてきたことが

今回上手く活かせなかったのですが、

ここでじっくりもう一度煮つめて体にしみつけて

出直したいと思います。

そしていつか、

テニスファンの方にワクワクしてもらえるような選手になって欲しいものです。

昨日のシングルス一回戦は痛い敗戦でした。

終わった後に里華とはたくさん話しましたが、

実際に闘う選手とそれを見るコーチとしてのズレがあったのかもしれません。

でも、もしかしたら、もう少し時間があれば解決した問題だったかもしれません。

振り返ってみるとオフに入って、

痛めた膝のリハビリを始めて、

それからトレーニング、そしてサービスのフォーム改良をしてきましたが、

本人にとってはそれが不安材料となっていたのかもしれません。

私はコーチとしてそれ以外にも、かなり細かい要求をしてきたかもしれませんが、

それは今回まだうまくできませんでしたが、

きっとやり続けることによって、実現可能であると思っています。

ダブルスのサインを伊達さんとしていただいていますが、

かなり厳しそうですが、可能性が少しでもあるならと

待機する里華を残して、一足先に帰国する事にしました。


今回、里華の持ってきた本も読みつくして、

なんだこりゃ・・・と始めたナンプレにはまっています。

初級・中級をちょっとかじったら、

もう上級にチャレンジしたくなります。

急に難かしくなって脳がフリーズしてしまったりしますが、

難かしいほどやる気が出てきますね。

明日もう一日練習です。

本日は、いよいよオーストラリアンオープン！

と言った感じで暑い一日でした。

男子は明日からですが、女子は一日遅れて

明後日からです。


さて、毎日ホテル暮らしですし

海外での食事はどうしても油っぽくて・・・

と言ったわけで、電熱鍋持参ということもあり

日本の食材も近くのマーケットで手に入りますので

今日は味噌煮込みそうめんを作りました。

実はこちらにきてから

このメニューはすでに３回目です。

二人でかなり気に入っています。

野菜もたっぷり、ほうれん草やニラ等を入れて

卵やわかめも入れてます。

なんでうどんじゃなくてそうめんなのか・・・

もちろん、茹で時間が短いからで、

お湯が沸いたら約３分で食べれます。

時間も節約出来てこれは帰国してからも

我が家の定番になりそうです。

と言っても、家に帰ったら

あまり何もしない主婦でした。（笑）

おいおい笑い事じゃないでしょう。と

どこからかつっこまれそうですが、

今はお仕事第一です。

夫には心から感謝しています。

段々と良い感じでテニスが出来てきています。

練習中は、お互いに出来るだけ妥協しないようにとやっているので

ぶつかり合って、言い合いになる事もあります。

そんな時には、

「こんな風に誰が育てたんだ。どんな親か顔が見てみたい。」

（笑）

（実は里華が小さい頃、２歳下の妹とどこで聞いて覚えたのか、喧嘩をすると最後の決めゼリフが「お前の母さん出べそ～♪」と言い合っていました。
どの家のお母さんもこんな経験ありますか？）

話がそれましたが、

自分で蒔いた種は、自分で・・・と

言う訳ではないですが、

どんな難しい状況も投げ出すわけにはいきません。

でも、色々葛藤があってもそこは親子でしょうか、

お互いの気持ちは同じ方向を向いているので

後をひくこともなく大体のことは乗り越えて行けるように思えます。

きのう、会場のジムで里華のトレーニング中に

私も軽くストレッチしていました。

すると、里華がヨーロッパ系の選手と楽しそうに

笑いながらこちらを向いて話しています。

後で、何話していたの？と聞いたら、

「うちのママは見ているだけでも楽しくってあきないよ。悲しくなったり落ち込んだ時はうちのママを見に来るといいよ。」

と彼女に話してたと言っていました。（なんと言うこと！）



何年か前までは、海外に来ると

食べ物が合わずに、食欲が減退していましたが、

このところ、以前は受け付けなかったような物までが

「全然オッケーだわぁ。」と完食できる貪欲さに

我ながら感心していましたが、逆に心配なのが

何ともその貪欲さに比例したようなウエストラインです。

ついつい気になって、ウエストを捻っていただけなんですが、

一生懸命になりすぎていたのかもしれません・・・。


明日、明後日の練習で万全で試合に向かって行けるようにしたいと思います。

注；「お前の母さん出ベソ。」は、昭和２０年～３０年台の流行言葉だと記憶しています。
　　私がかなり小さい頃は、いじめっこに言われた記憶があります。
　　しかし、兄弟、姉妹でこれを言ったら、「それを言っちゃぁおしまいだよ。」って感じですね。