大阪大会の後、地獄のバス移動で「千葉」まで帰る仲間たちとは別れ‥電車を乗り継ぎガタゴトと揺られ、生まれ育った地元の街に帰ってきた。
久々の街並み、友人たちの懐かしい顔を見るとやはり気分がいい。地元の街に帰って来ると必ず立ち寄る店があるんですよ。出会ったのは‥俺がまだ中学生くらいだったかなぁ?そう考えると随分と長いモノでございます。カウンター席が15席ほどしかない小さな一軒の「カツ丼屋」さんなんですがね、小さいって言っても昔の方が今よりもっと小さくて、カウンター席が5席くらいしかったんですよ、でも味の方は評判がよくて、いつも「お昼時」を過ぎても行列ができてるような店でした。だから、お店の店長はいつも 大忙し で、まるで「美味いカツ丼製造マシン」のように働き続けてるんですよ…。今日も店の前まで来ると3時頃だと言うのに店の前にはいつものように行列ができていて、食券を買い10分ほど列んで待って のれん をくぐると相変わらず店長はいつものリズム感で「サクッ!サクッ!」とカツを切り、大忙しで注文をさばいていました。
「カツ丼大盛りで!」出てきたカツ丼を「待ってました!」とばかりに早速、頬張る。そうそう…この味だ!いつ食べても昔とかわらない味。ここのカツ丼は「美味い」だけではなくて‥食べ終わった後、いつも「あぁ‥俺も、もうちょっと頑張ろう!」と言う気分にさせてくれる。人にはそれぞれ「ソウル フード」と言うモノがあるらしいけど‥俺が「アナタのソウルフードはなんですか?」と聞かれたらやっぱり「この店のカツ丼です。」と答えるんだろうな…なんてコトを考えながら口いっぱいに頬張り「完食」
「店長!今日も美味いカツ丼をありがとうございました!元気でたッス!!」と言う 心の声 をのせて「ごちそうさまです!」とカウンターに言うと「まいど!おおきに‥」と、こちらも昔からずっと変わらないモノ、ニッコリとした「店長の笑顔」が返ってきた‥
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1件のコメント


  1. bymicha on 2008年3月29日 @1時44分

    つい数日前TVで映画『UDON』をみて、自分でも理解出来ぬままに涙ぐみながら…「私のソウルフードはさぬきうどんだぁ(ノд<。)゜。」と目頭だけでなく胸をも熱くしたのを思い出しました。Mr.…いい文章をおかきになりますね☆*゜.