先日、大徳寺にて千利休のお墓を拝見させていただいた時、
関係者の方から山本兼一さんの書かれた「利休にたずねよ」
という作品の中の千利休が今までのどの小説よりも
一番「千利休」を描けているというお話を聞き
早速に読ませていただきました。
直木賞も受賞している作品です。
1章ごとに利休に関係のある人物の
それぞれの視点にて描かれています。
文の綺麗さはもちろん、
日本文化の深さをしみじみと感じます。
茶人として有名な千利休ですが、
武士(もののふ)の気概を持っていた方ですね。
何かを作りだす人には強烈なエネルギーを
感じます。