たまにはマジメな話

今日は福井で東京ヴェルディと対戦しました
結果はストレート負け
とても悔しかったですが認めざるをえない力の差を感じました

次の試合を少し見て、時間がきたので帰ろうと外に出たとき一人の女性が話しかけてきました

一年前の福井大会で試合開始の時に僕がサインボールをあげた赤ん坊を抱いたお母さんでした

僕は二階席のお母さんに向かって下から投げますよと合図してそっと放ったそうです

とても感動してくださったそうで赤ん坊はそのサインボールでよく遊んでいると教えてくれました

今年も福井大会にデルフィーノが来ると知り一歳になった子供を連れて僕に会いに来てくれたそうです

しかし子供の姿はなくお母さんとお姉ちゃんだけでした

インフルエンザにかかり家で父親と留守番しているととても残念そうにとても悲しそうでした

最後に握手をして
背中を向けた瞬間

胸が熱くなり
胸が痛くなり
涙が出ました

僕の行ったことに感動してくれる人がいる
僕のバレーを応援してくれる人がいる

大した選手じゃないけど
僕にできることがある

『小さな感動でいい
小さな勇気でいい

もっと与えれる選手に
俺はなる！』