どこまで書きましたっけ? そう、リングに上がったとこでしたね。
それで、場内暗転のなか、ピンライトに照らされる私!
「ただ今より、特別試合、60分一本勝負を行います!」
ここでお客さんからの拍手がドカン! いや〜、気分いい。
もちろん自分への拍手じゃなくて、試合への期待感からなんすけどね!

通常の全日本プロレスでは、選手を呼び込む“〜〜選手の入場です”は無しで、
勝手に青コーナー〜赤コーナーの曲が流れるんだけど、
この試合はいわゆる格闘技仕様でやって構わないとのことで、
まず青コーナーの鈴木選手を呼び込み、続いて船木選手の呼び込み。
再びピンライトの中、まさに“赤コーナーより…”と言おうと、
息を吸い込んだ瞬間…いきなり船木選手の曲が流れ出したのでした。
きっと音響さん、いつものタイミングでやっちゃったんでしょう。
自分も言い損ねた形ではあるけど、ここでうろたえてはいけません。
その後は両選手のコール、そして「レフェリー、和田京平〜」まで、
自分なりにやりとげました。
※試合後、鈴木選手には「あんとき、すげえ間抜けな顔してたよ〜」と笑われました(><)

よく全日本プロレスを見てる人なら知ってると思うけど、
和田レフェリーはプロレスファンから絶大な人気と信用を得ている人で、
「レフェリー、和田京平」の後は、必ずファンたちが「キョーヘー!!」の大合唱をするのです。
今回も、それはもう、もの凄い声援でした。

自分では試合コールのみのつもりでリングを降りたところ、
木原リングアナの計らいで、試合進行と結果アナウンスまでやらせてもらいました。
もちろん試合は、本部席からじっくり観戦。
観客みんなが固唾を飲んで見つめる、緊張感溢れる闘いとなりましたが、
船木選手のスリーパーでダメージを負った鈴木選手が途中から大暴走、
最後は和田レフェリーまで突き飛ばして反則負けとなってしまいました。
この対決、次はあるのか?
もしあるとしたら、おれはどうなのか?
先のことなんて誰も分からないですよね。
闘いも、人の出会いも、一期一会ってことで。

柄になく、きれいにまとめて、3カウント!
えっ、3つ入ってない!? うそー!!

最後に、今回の機会を作って下さった方、そして当日ケアして下さった皆さんに感謝します。

写真は一枚も撮ることができませんでした。バックステージパスです♪

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