Krush.6
2010.4.29後楽園ホール

<第8試合/62kg契約/K−1ルール/3分3R・延長1R>
◎野杁正明(OISHI GYM)【KO:2R1’29”】●ソルデティグレ・ヨースケ(U.W.F.スネークピットジャパン)
☆昨年の「K-1甲子園2009」60kg王者の野杁正明くんが、いよいよKrushに初参戦してきました。
対戦相手は、Krushで実績のあるファイターの中で探したところ、
ソルデティグレ・ヨースケが受けて立ってくれました。
16歳の怪物との対戦オファーなんて、ぶっちゃけ、受けたくないものでしょうが、
それをチャンスととらえて出てくれるところがヨースケの素晴らしいところです。
試合のほうも、1Rはヨースケのいいパンチがヒットしていて、
けっこう接戦になるのかなあと思っていたところ、
2R、野杁のヒザが一発ヒットしてヨースケが下がったところに、とどめのヒザ蹴りがアゴに炸裂!
前田尚紀の鬼ラッシュでダウンを喫しても、判定まで食らいついた根性を持つヨースケでしたが、
この一撃で大きなダメージを受けて、そのままKO負けとなってしまいました。
勝った野杁は、来る6/12(土)新宿FACE大会で、メインイベント出場が決まりました。



<セミファイナル(第9試合)/63kg契約/K−1ルール/3分3R・延長1R>
○梶原龍児(チームドラゴン)【判定:3-0】●遠藤大翼(和術慧舟會 駿河道場)
☆5.2「K-1 63kg級トーナメント」が話題を集める中で、4.29後楽園のオファーを受けてくれた梶原龍児。
そして、立ち技のキャリア2戦ながら、日本トップクラスの実力者に果敢に挑んでくれた遠藤大翼。
二人の漢気によって実現したセミファイナルでした。
2Rに梶原が右ストレートでダウンを奪って、梶原がフルマークの判定勝ちを飾った勝負でしたが、
写真のとおり、遠藤の右が強烈にヒットする場面もありました。
男らしいゴツゴツした勝負で、興行的に見ても、うまくメインに繋がったと思います。



<メインイベント(第10試合)/70kg Fight/K−1ルール/3分3R・延長1R>
◎山本優弥(青春塾)【KO:3R1’59”】●スコット・シャファー(アメリカ)
☆さあ、いよいよメインイベントです。
優弥は3/27「K-1 WORLD MAX」の一回戦で日菜太選手に敗れてから、わずか一ヶ月での出陣。
今大会なかなかメインカードが決まらない状況で、試合オファーは4月に入ってから行いましたが、
青春塾さんと優弥ともに二つ返事でスタンバイしてくれました。
一方、昨年5月の廣野祐戦以来2度めの来日となるスコット・シャファーも、
試合機会に飢えていたようで、すぐに出場OKの返事が届きました。
この時点で、ひょっとしたらいい試合になりそうだなという予感はしましたが、
まさかあれだけの激闘になるとは・・・。
山本優弥の闘い方は、セコンドやファンの方にとっては心臓に悪い試合でしたが、
プロモーターとしては大感謝したくなるぐらいの試合でした。
内容は、今さら自分があえて書くよりも、
今夜24時からのCSスポーツチャンネル「GAORA」を見て頂いたほうが早いです!
皆さん、ぜひご覧ください♪



写真は、あえて3試合とも青コーナーが攻めている場面を載せました。
赤コーナーの野杁、梶原、優弥の勝ちっぷりと同じぐらい、
この日は青コーナーの選手たちも勇敢が光った大会でした。

最後になりましたが、会場にご来場くださったファンの皆さん、ありがとうございました!!!
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1