10月は新宿FACEを一日借りして、たくさん試合組むぞ!!と意気込んでいたけど、
昼の部はエントリーが少なくて全7試合となりました。

<60kg/●小澤量哉【判定】○ソルジャー明戸>
新空手出身者同士の対戦は、プロデビュー戦の明戸が、プロ3戦目の小澤を判定で下しました。
明戸は頑丈そうだからどんどん試合やらせたいな。

<60kg/○佐々木大蔵【判定】●黒川拓哉>
18歳・佐々木と16歳・黒川の対戦は、K-1甲子園出身の佐々木が判定勝利。
佐々木はいいミドル蹴ってたね〜。
次は前田憲作会長の現役当時ばりのミドル連射が見たいです。
負けた黒川も、最後まで諦めずによく頑張った。

<70kg/◎小西拓槙【1RKO】●小西陵太>
小西対決は最初の一撃で勝負が決まったね。
ハマの番長似の陵太、試合後は悔し涙でした。
拓槙選手はこれでKrush二連続1RKO勝ち!

<70kg/△小笠原克樹【ドロー】△平尾大智>
久々登場の小笠原と、初参戦・平尾の対戦は、
前半は平尾、後半は小笠原がやや攻勢の末にドロー。

<70kg/○小室武稔【判定】●池田賢司>
チームドラゴンの小室が3Rに圧倒して、小比類巻道場の池田を制しました。
これで小室はデビュー6連勝。
ただ、あれだけゴツイ体してるのにKOが1つというのがちょっと悔しいね。
よーし、そろそろ強めの選手にアタックしてみますか!

<75kg/○寒川直喜【判定】●鷹史>
やっぱ75kgの寒川は強いね〜。
危なげない完勝でKrushデビュー戦を飾りました。
ただ、もっと強引に倒しにいってもよかったかな。
最後は、鷹史の頑張りの方が印象に残りました。
そして、寒川のマイクの最中に総合格闘家の高瀬大樹がリングに登場。
なんともいえないヒリヒリ感溢れるマイクの攻防が見られました。
鉄は熱いうちに打て、試合はアツいうちに組め、といいますから、
自分は藤原敏男さんにこの二人の件を相談しました。
「俺のリングで勝負してみるか」という藤原さんの呼びかけに、
二人がどう対応するのか、自分も注目しています。
<60kg/●岩切博史【判定】○森井洋介>
キャリア24戦の浪速のパンチャー岩切(27歳)と、
キャリア11戦、藤原ジムの新鋭・森井(21歳)の対戦。
岩切は「Krushライト級グランプリ2009」のトーナメント一回戦で、
大月晴明に1RKO負けして以来の再起戦。
一方の森井は、Krushでコンスタントに勝って、力を上げてきています。
試合は1Rから互いのパンチが交錯する熱戦になりました。
そして2R、森井が切れのいい左フックで先制ダウンを奪取!
前の3試合がすべて判定でダウンもなかったせいか、
会場の温度がここで一気に上がったように感じました。
こうなると若さだね、森井が一気にパンチ連打で2度目のダウンを奪って、
残り時間は1分、岩切は絶対絶命です。
しかし、岩切は意地で前に出て打ち返していくことで、
なんとか2Rを凌ぎ切りました。
最終3R、もう後がない岩切は開始から突進して、
攻め疲れのみえた森井から左フックでダウンを奪い返します!
これで勝負は全くわからなくなりました。
ひとつの試合で両者がダウンを奪い合ったときの、
会場が騒然とした感じ、いいっすよね〜!
年に2、3度ありますが、いっつも見ながら鳥肌っすよ!
ここからはお互いパンチしか打たない、
でも森井の方がやや正確なパンチを決めたところで試合終了。
ぶっちゃけ、お客さんの動員に苦戦した大会だったけど、
まるで超満員のような拍手が両者に贈られたのが嬉しかったです。
判定は、ダウン数の差がそのまま出て、3-0で森井。
藤原ジム60kg第三の男が、また難敵をクリアしました。
連敗の岩切は…ちょっと休ませよう。
気持ちの強い子で、打ち合うハートは抜群だし、
でも、ここからさらに上を目指すためには、
自分の体を守る闘い方を身につけることも大事です。

以上、7試合の宮田的リポートでした。
メインとセミ以外では、佐々木大蔵と小西拓槙が良かったです。
試合からかなり時間が経って書いている分際ではございますが、
会場でご観戦下さった方からのご感想コメントもお待ちしています♪
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