●ＫＣ７：３０ＢＡＬ○


ＫＣ自慢のＲＢコンビ、チャールズ＆ジョーンズ…ＢＡＬのディフェンス陣には、ほぼ歯が立たなかったですね。

第１Ｑ、ＫＣのＬＢハリのファンブルフォースＴＯをＲＢチャールズの41ＹＤＴＤランに繋げ、逆転した迄は良かったんですが、と言うよりは？寧ろ見せ場はそこだけ。
ディフェンス陣は、ＢＡＬのＱＢフラッコにサックしたりと、それなりにはプレッシャーを掛けたりは出来てたものの…オフェンスが完全に沈黙。
ＱＢキャッセルが、全く機能してませんでしたね。

後は…ジリジリとＢＡＬオフェンスは得点を重ね、ディフェンスはサック＆ＩＮＴ重ねと、一方的な展開に。

今回のＷＣで…最も力の差が出てしまった一戦でした。

試合には関係無い話題ですが、ＢＡＬのＳエド・リードの御兄弟が…行方不明なんだそうな。
チームは、試合の出場を強制はしなかったそうですが、リードはそれでも出場。
チームリーダーのＬＢレイ・ルイスは、試合後に…この勝利をリードに捧げる的なコメントをしてました。
無事に早く見付かると良いですね。

●ＩＮＤ１６：１７ＮＹＪ○


ＮＦＣの打ち合いとは全く真逆の守り合いとなりましたＡＦＣのＷＣ。
勝負は…残り2分台からの攻防に全てが集約されていたかもですね。

第１Ｑは0：0、第２Ｑも…ＩＮＤのＱＢマニングが、均衡を破る技有りＴＤパスをＷＲガーソンへ通したのみで前半終了。

第３Ｑは、ＮＹＪも反撃の狼煙とばかりに今季復活大活躍のＲＢトムリンソンが1ＹＤＴＤラン。
対するＩＮＤはＫヴィナティエリの47ＹＤＦＧで応戦。

そして運命の第４Ｑ…第３Ｑ〜第４Ｑの5分程迄をもたっぷり使い、計17プレーを経ての、最後はＲＢトムリンソン1ＹＤＴＤにて完結させての逆転。これはＮＹＪが、試合のモメンタムを掴むビッグドライブでしたかと。

それでも、百戦錬磨！強かなＩＮＤの事。先ずは…着実に32ＹＤＦＧで点差を詰め、そして残り2：36から始まったＩＮＤのオフェンス。
残り0：53、Ｋヴィナティエリが50ＹＤＦＧを難無く決め、常勝ＩＮＤ…勝ちの方程式に嵌ったと、私は勿論！ルーカスオイルスタジアムにお集まりの皆さんも思った事でしょう！！

しかし…ドラマはまだ終りでは無く、残り0：53からが寧ろ始まりでした。
先ずはＫＲブラッド・スミスがビッグゲイン、ＷＲエドワーズの神業パスキャッチ、最後は…Ｋニック・フォークの32ＹＤウィニングＦＧでタイムアップ、ＮＹＪが見事に逆転1点差勝利をもぎ取りました！！

ＩＮＤの…32ＹＤＦＧの時にＴＤ狙いで、何故4ｔｈＤギャンブルに行かなかったのか？
50ＹＤＦＧを決めた後に何故正直にＫＲスミスに蹴り込んでしまったのか？
とかな…たらればは有りますが、ＮＹＪオフェンスラインが1サックは喫したものの、ＩＮＤ自慢の両ＤＥフリーニー＆マシスコンビから、両Ｔファーガス＆ウッディーがサンチェスを守り抜いた事がウィニングＦＧへ導いた部分も有るかとは。

そうそう！ＮＹＪは、昨季のカンファレンス・チャンピオンシップのリベンジを果たしたって側面も有りますね！！

ＮＹＪは…ディビジョナルＰＯではＮＥとの対決となります。
今季の直接対決は1勝1敗ながら、直近の対戦では…確か？ジレットスタジアムにて、大差でＮＥに軍配が挙がっていた筈。
ＮＹＪは、敵地で更なるリベンジを達せますか？！

そういや、一つ楽しみにも挙げておりましたりな昨季ＳＢの再戦は、早くもなくなっちゃいましたね。

そんなこんなで！今のトコロは…両カンファレンスともに、ある意味？アップセットが起きております今ＷＣＰＯ、翌朝の2試合も何が起こってくれますのやら☆

○ＳＥＡ４１：３６ＮＯ●


いやぁ〜！
早速痺れる様な試合展開！！
そして…いきなり起こりました、大番狂わせ。
ＷＣの段階で昨季のＳＢチャンピオンが散るとは。
しかも？ＮＦＬ史上初の負け越し地区優勝でＰＯに滑り込んでしまったＳＥＡ相手にですよ！
シード順位ではアップセットでは無いんですが、コレは確実にアップセットと言って過言では無いでしょうな！！

試合展開としては、ＮＯがファーストドライブで…ＦＧながらも先制し、次のディフェンスでＣＢグリアーがＩＮＴしてＴＯ、それをＦＢエバンスが1ＹＤＴＤパスレセプションと、ＱＢブリーズもアクセル全開で完全にＮＯペースかと思われたんですがね。

それでもホームの…“12人目の選手”と謂われるクラウドノイズを武器に、ＴＥカールソンの2ＴＤですがり付き、前半2ＭでベテランＷＲストークリーの45ＹＤＴＤパスで逆転。

後半になっても、追い縋るＮＯに対し、ＳＥＡが何とかリードを保ち続ける目の離せない一進一退の攻防！
途中、ＳＥＡも息切れしたのか？パスドロップや、ＬＢシャンリーにサックを許したりもしましたが、ＲＢジョーンズがＯＬに躓いての4ｔｈ＆1ギャンブル失敗に助けられたりも有りましたり。

そして圧巻？というよりも、観ていて思わず笑っちゃいましたが…ＲＢマーション・リンチの8つのタックルをかわしての50+ＹＤＴＤラン！
正しく目が醒めました！！

粘るＮＯも後半2Ｍ明けに、ＷＲヘンダーソンにＴＤパスを通すも2ＰＣ失敗！更にオンサイドキックも成功させられずで、万事休す！！

ポストシーズンならではな一発勝負の恐さ…そしてホームの有利さ、これはＳＥＡならば尚更でしたね♪
次は…ＡＴＬにせよＣＨＩになるにせよ、敵地に乗り込む事となるＳＥＡ。“12人目の選手”の後押し無しに、ＨＣピート・キャロル氏の手腕が試されますね。

因みに！ＳＥＡのＱＢハッセルベックの4ＴＤは、チームポストシーズン記録なんだそうです。

さぁ〜！
いよいよ以ってレギュラーシーズンは終了！！
ＰＯ進出チームも出揃い、明日の早朝からはＷＣＰを皮切りに、ポストシーズンが幕を開けますね！！！

例年に無く激戦激烈を極めたレギュラーシーズンでしたから、ＰＯでもアップセットが起こっちゃったりしますやら？！

緒戦は…11勝しているにも関わらず、7勝で負け越したのに地区優勝出来てしまったＳＥＡへ、ＳＢ連覇を狙うＮＯが乗り込むという、一寸奇妙な一戦。
順当にはＮＯの快勝でしょうが、ＳＥＡが…昨季のＮＯ並の逆行を撥ね除けた奇跡の“行進”を真似出来たりするんでしょうかね？！

2戦目は…故障者にも悩まされ、苦戦を強入られつつも何とか地区優勝はしたＩＮＤ。9年連続のＰＯ進出する辺り…帳尻はキッチリ合わせるモノです。
対するＮＹＪは、後半に掛けて失速気味な感じが否め無いかと。
看板ＣＢリービスを始め、逆サイドのクロマティーと、ディフェンスが悪くは無い分、オフェンスラインがＩＮＤ自慢の両ＤＥフリーニー＆マシスから、ＱＢゴンザレスを守れますか？！


翌日は…あまり前評判は高くなかったものの、ランニングゲーム好調で久々に地区優勝を飾ったＫＣ。ＷＣとは言え、伝統のディフェンスが強靭なＢＡＬ。果たしてＫＣ自慢のランプレーが何処迄通用するんでしょうや？！

それと…全くの余談ながらＢＡＬのＨＣジョン・ハーボー氏の実弟ジム・ハーボー氏、来季からＳＦのＨＣ就任が決まったみたいですね。彼が前任していたスタンフォード大学が勝ったオレンジボウルを見たんですが、来季に有るかも知れない兄弟ＨＣ対決も楽しみでしたり♪つうか、お二人超似てらっしゃいますよね！
序に更なる余談なれど…そのスタンフォード大学を勝利に導いたＱＢアンドリュー・ラックは、来季のＮＦＬドラフトには参加しないとの事。
ドラフトの目玉候補が一人欠けちゃいましたね。


さてはて！話が大きく横道に逸れてしまいましたが話題を戻しまして…ＷＣＰＯ最終戦は、今季再ブレイクを果たしたマイケル・ヴィック率いるＰＨＩ。マクナブの穴を埋めて余り有る活躍、レギュラーシーズン並に、ランにパスにと…最後の最後にＰＯ進出を決めたＧＢ、同じく今季大ブレイクした2年目のＬＢクレイ・マシューズが躍動するディフェンス陣を、如何に撹乱出来ますか否か？！


ここに1ｓｔラウンドは免除の…ＡＦＣからはＮＥとＰＩＴ、ＮＦＣからはＡＴＬとＣＨＩが加わって、約一ヶ月に亘る“ＷＩＮ ＯＲ ＧＯ ＨＯＭＥ”の闘いが繰り広げられて行く訳です。

一応…とりあえずのＳＢ対戦予想としては、何の捻りも無ければ第１シード対決なＮＥ対ＡＴＬ。
前回の再戦ＩＮＤ対ＮＯも観てみたい気はしますし、再戦ならＩＮＤ対ＣＨＩ(第41回)、ＰＩＴ対ＳＥＡ(第40回)、ＮＥ対ＰＨＩ(第39回)っても有りかもですな。
穴狙いだと？ＢＡＬ対ＳＥＡ！
個人的に面白そうだと思われるのは…ＰＩＴ対ＧＢなんか興味はそそられますがね♪

何に致しましても！寝不足気味な一ヶ月に酔いしれる事になりましょうぞ☆

●ＰＨＩ１３：１４ＤＡＬ○


今季のレギュラーシーズンで、最後に見ました試合。

既にＰＯは決めていたＰＨＩは…完全に主力は温存。
ブッチャケ？あんまり名前の知らない選手ばかりでしたが、それでも流石はＮＦＬ選手！
多少勿体無いプレーは有りましたが、ＱＢ以外はガチメンバーで来たＤＡＬ相手にかなり良いトコ迄はいくんですモンね。

ま、最後の最後は…後半2Ｍ明けに、“困った時のウィッテン頼み”的なＴＥウィッテンへの4ＹＤＴＤパスレセプションで逆転勝ち。
6勝止まりと…大きく負け越したＤＡＬ、エースＱＢロモの怪我でな離脱、途中ＨＣ解任劇も有ったりでしたが、最後良ければ全て良し？で〆くくれましたかね。
本拠地スタジアムも新調し、昨季の成績からすると…史上初のＳＢホーム開催を目論んでいたであろうジェリー・ジョーンズオーナー。
彼が御存命時に、その夢は…難しくなりましたな？！なんて、失言ですね。失礼致しましたm(_ _)m

ＰＨＩは…ＷＣＰからの出陣。主力温存策が吉と出ますか凶と出ますか？！