タイ遠征に向けてChina Openから帰国し、良い練習ができたと思います。それは、China Openで反省した点を意識して練習できたからです。ずばり「リラックスする!」という事です!早く、そして強く打とうとすると、どうしても力が入り過ぎて体に余分な負担を与えてしまいます。3セットフルに戦ってもリラックスしていればその後、全然平気です。でもそうじゃなかったら、つったり、痙攣してしまいます。それに力を抜いて打つほど、良いボールが打てるのです。力の加減なんです!今回、意識したのが、アウトしていいからベースラインぎりぎりを狙うようにしました。ラケットの真ん中に上手く当てないと、力だけではそこまで飛びません。1球1球、集中しなければ、直ぐにボールが浅くなります。走っていった時ほど、体の流れでリラックスして打てるのです。体の真ん中にきたボールや、フワット上がったチャンスボールほど力が入ってしまいます。そこで「力を抜いて!」と言い聞かせて練習していきました。もちろん、まったく力を抜いたら打てません。インパクトの瞬間に、いい具合で力を入れないとボールがすっぽ抜けて、「ドカーーッ!」とフェンスまで飛んでいってしまいます。今回今までに無かったような巨大アウトを何度もしてしまいました。(笑)

力強いスピンのかかった、深いボールを打つ為には、「しなやかさ!」が必要です。次にサーブです。SSCでRodさんに見てもらうようになって、サーブを変えました。今までは、右足を動かさないでトスを上げて、そのまま打っていました。それをある程度スタンスを広げておいて、トスと上げて、右足を左足の方へ移動し、体重移動で打つようにしました。2年間半、右足を移動しないで打っていましたが、前の体重移動するサーブに戻しました。セカンドサーブに威力をつける為に下半身の力を伝えるように意識して練習しました。サーブもそうですが、肩、腕に力が入り過ぎたら駄目です。リラックスして、インパクトの瞬間に上手く力を入れれるかで良いサーブが打てるようになります。タイの大会は、China Open、Japan Openと同じグレードのグランプリ大会です。予選を上がるのは大変なことですが、「体と精神のリラックス!」を意識して戦ってきます。





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