9月より始まったOZアカデミー認定無差別級王座 次期挑戦者決定リーグ戦。


凶器OK、セコンド介入OKと、プロレスの常識を一切除外した無法ルール。


このルールに関して試合前から「尾崎が有利なだけ」と批判も飛び交ってはいたものの、今思えばこれらは尾崎の独断決定では決してなく、参加選手合意のもとで決められた公認ルールであり、そう、尾崎の暴走行為にあたいするものでは決してない。


実はこのリーグ戦、尾崎はわざわざ記者会見まで行い、その組み合わせも公開抽選で決めるという、平等主義を最初から打ち出していた。
よってこのリーグ戦、尾崎はあきらかに「善玉」の位置づけである事を証明したと言ってもいい。


そう思うと、一瞬ハチャメチャに見えたこのリーグ戦も「ルールの範囲」で行われた熱戦の数々であり、尾崎に関していえば「正々堂々」といった名勝負の数々であったのではないだろうか。


作戦には2通りあった。


一つは順調に勝ち上がり優勝をねらう事。

尾崎は10月の対井上貴子戦において、格闘技界でもっともタブーといわれた「おおやけな八百長試合」を堂々と行った。


いわばこれも作戦の一つである。

そしてもう一つの作戦。

それは、優勝する前提で「レール」をキチンと引いておいた事。


尾崎はベテランサラリーマンのように先を見越した戦略をきちんと立てていた。

「決勝戦のルールは尾崎魔弓が追って発表」

そう、これも大会の途中で言い出した暴走行為でなく、最初からおおやけに発表していた、いわば「決まり事」の一つに過ぎない。




いよいよ始まったリーグ戦決勝。2008年12月14日。

試合前、永島の申し出により尾崎軍団セコンド達は全員手錠でつながれ、場外にくくりつけられた。

しかし、それでは平等ではないと、平和と平等を訴え続ける尾崎の提案で、正規軍セコンドも手錠でつながれた。当然である。

緊迫した雰囲気に包まれた場内。


結果から言えば、尾崎はこの試合「一切試合にセコンドを介入をさせていない」

そして「凶器も最後まで一切使用していない」

そう!クリーンファイト オブ 尾崎を守り切ったのである!



最後の言い忘れてしまった一つの条件として「レフリーはポリス」と追加発表はあったものの、永島の試合前の要望も取り入れつつ、かつ、公式の事項として決勝のルールを決めただけであり、かつ、賞金まで用意をするというなんという善玉、なんという太っ腹ぶりを見せてくれた尾崎魔弓。



ありがとう。
そう暴走なんて尾崎魔弓はしていない。


ありがとう。
リングに咲いた悪の華。

ありがとう。
誰が呼んだか魔性の女。



そう!我らがアイドル尾崎魔弓!
その悪知恵は、まだまだ危険なOZの国を正々堂々とつき進んで行くのであった!
[Web全体に公開]
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9月より始まったOZアカデミー認定無差別級王座 次期挑戦者決定リーグ戦。


凶器OK、セコンド介入OKと、プロレスの常識を一切除外した無法ルール。


このルールに関して試合前から「尾崎が有利なだけ」と批判も飛び交ってはいたものの、今思えばこれらは尾崎の独断決定では決してなく、参加選手合意のもとで決められた公認ルールであり、そう、尾崎の暴走行為にあたいするものでは決してない。


実はこのリーグ戦、尾崎はわざわざ記者会見まで行い、その組み合わせも公開抽選で決めるという、平等主義を最初から打ち出していた。
よってこのリーグ戦、尾崎はあきらかに「善玉」の位置づけである事を証明したと言ってもいい。


そう思うと、一瞬ハチャメチャに見えたこのリーグ戦も「ルールの範囲」で行われた熱戦の数々であり、尾崎に関していえば「正々堂々」といった名勝負の数々であったのではないだろうか。


作戦には2通りあった。


一つは順調に勝ち上がり優勝をねらう事。

尾崎は10月の対井上貴子戦において、格闘技界でもっともタブーといわれた「おおやけな八百長試合」を堂々と行った。


いわばこれも作戦の一つである。

そしてもう一つの作戦。

それは、優勝する前提で「レール」をキチンと引いておいた事。


尾崎はベテランサラリーマンのように先を見越した戦略をきちんと立てていた。

「決勝戦のルールは尾崎魔弓が追って発表」

そう、これも大会の途中で言い出した暴走行為でなく、最初からおおやけに発表していた、いわば「決まり事」の一つに過ぎない。




いよいよ始まったリーグ戦決勝。2008年12月14日。

試合前、永島の申し出により尾崎軍団セコンド達は全員手錠でつながれ、場外にくくりつけられた。

しかし、それでは平等ではないと、平和と平等を訴え続ける尾崎の提案で、正規軍セコンドも手錠でつながれた。当然である。

緊迫した雰囲気に包まれた場内。


結果から言えば、尾崎はこの試合「一切試合にセコンドを介入をさせていない」

そして「凶器も最後まで一切使用していない」

そう!クリーンファイト オブ 尾崎を守り切ったのである!



最後の言い忘れてしまった一つの条件として「レフリーはポリス」と追加発表はあったものの、永島の試合前の要望も取り入れつつ、かつ、公式の事項として決勝のルールを決めただけであり、かつ、賞金まで用意をするというなんという善玉、なんという太っ腹ぶりを見せてくれた尾崎魔弓。



ありがとう。
そう暴走なんて尾崎魔弓はしていない。


ありがとう。
リングに咲いた悪の華。

ありがとう。
誰が呼んだか魔性の女。



そう!我らがアイドル尾崎魔弓!
その悪知恵は、まだまだ危険なOZの国を正々堂々とつき進んで行くのであった!
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