2008.4.12デイファ有明
この日のメインは〜THE WIZARD OF OZ〜
OZアカデミー認定無差別級選手権試合
(王者)カルロス天野 対 尾崎魔弓(挑戦者)
この試合は、ザ・ドレスアップワイルドファイト&カベジェラ・コントラ・カベジェラ=敗者髪切りマッチ。
そう!タイトルマッチでもあり、ストリートファイト(凶器、反則自由)でもあり、更に負けたら丸坊主というとう条件に、更に「尾崎が負けたら校長の座を降りる」という、前代未聞のクリスマスツリーのようにキラキラ輝く冠だらけの、史上最大のタイトルマッチでもあった。
結果は勝者がカルロス天野(防衛に成功)
敗者は尾崎魔弓
リング上で尾崎は公約通り丸坊主になった。
そして尾崎は叫ぶ!
尾崎「髪の毛もな!校長もな!チャンピオンもな!みんな、お前(天野)にくれてやるよ!そのかわり、これから覚悟しておけよ!」
尾崎は坊主になってリングを降りた。
リング上には凶器として使われた蛍光灯の破片と、切り裂かれた尾崎の髪の毛が寂しそうに散乱していた。
さて、時は過ぎて
2008.8.10後楽園ホール
この日のメインは、OZアカデミー認定タッグ選手権試合
(王者組)カルロス天野&ダイナマイト関西組 対 尾崎魔弓&KAORU組(挑戦者組)
この試合はカベジェラ・コントラ・カベジェラ=敗者髪切りマッチ。
前代未聞の髪切り3本勝負。
負けたら1本1本その時点で髪の毛を切るという、最高3人が坊主になる可能性を秘めたサバイバルマッチだ。
結果は勝者が尾崎組。
敗者は1本目も2本目もダイナマイト関西。
2本連続で関西はフォールをとられ、坊主になり、その後引退が囁かれる程の精神的ダメージを負い、長期欠場となる「大事件」に発展してしまった歴史的な試合であった。
この日の尾崎の叫びはこうだ!
尾崎「やっと校長の座とベルトが、私の所に戻って来たよ!やっぱりOZは私が仕切らないと面白くないだろう!」
これは、尾崎魔弓の全てを物語る史上最高のマイクパフォーマンスである。
んっ!?
しかし、この名言には、1つの未だに明かされてはいない「大きな謎」が含まれている。
そう。
この髪切り3本勝負には、最初から「校長の座」なんてかかっていなかったという事。
そして、尾崎が戻ったと発言したベルトはシングルではなく「タッグ」のベルトだった事。
これは、尾崎の計画的な先を見越した発言であったのだろうか?
だったら凄い自信とプライドを秘めた最高のビッグパフォーマンスである。
それとも尾崎は間違えちゃったのだろうか?
だったらオザキではなくオチャメだ!
ありがとう
尾崎魔弓
いずれにせよ尾崎の大暴走はまだまだ続く。
そう誰かが尾崎を止めない限り、尾崎は危険なOZの国をまだまだ走り続けていくのであった!
つづく?