このたびの地震で被災された方に心からお見舞い申し上げます。

さて、我々全日本プロレスは、3月21日に予定通り両国大会を行うことを
発表させていただきました。

今回の開催にあたっては、ファン皆様から
「困難な時だからこそ人々に勇気と、明るい話題を与えるべきではないか」
「被災地から無事に帰ってきた選手達だからこそ開催すべきだ」
というご意見を多数いただきました。
選手からは「被災地の方々の手助けとなる事や元気づけるような事をしたい。」
という強い希望もありました。

こういった声がある一方で、この時点で開催することは時期尚早ではないか
というご意見もありました。
我々としましてはこういった意見を踏まえ、協議を重ね、安全対策を幾度となく
話し合いをいたしました。
そして、やはり、困難な時だから実施し、微力ではあるとしても被災地の皆様の
支援と一日も早い復興のために役立てたい、そして支援の輪を広げるための大きな
きっかけとしたい、という想いから開催に踏み切ることにしました。

我々が頑張っている姿を見せることが大切なことだと考えています。
また、被災地域の皆様を元気づけ、強い精神力と生きる力を持ってもらいたい
とも思っています。

なお、この試合の収益金の一部は義援金として被災地に寄付するとともに、
試合会場では募金箱を設置するなど観戦者の皆様にも多大なご協力をいた
だきたいと思っております。

被災地の皆様が希望や勇気、気力を失わずに、なんとかこの困難を乗り越えて
いただきたいと願っています。

がんばっぺ!東北!

STAY STRONG JAPAN !!



全日本プロ・レスリング株式会社
代表取締役社長  武藤 敬司
[Web全体に公開]
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