8年前の事はハッキリ過ぎるくらい覚えています。

ワタクシは東京に戻ってて「その瞬間」はTSUTAYAにいました。

「グラっ」と来たと思ったら、段々と揺れが激しくなってきてDVDがガッサガサ棚から落ちて来て「今すぐ店から出てください!」のアナウンスが。

最初の感覚は「大きい地震だったなぁ」くらいでした。

しかし自宅に戻ってテレビをつけると、そんな認識を遥かに大きく上回る事態になってました。

血の気が引きました。

翌日から九州連戦だったので「飛行機飛ぶかなぁ?」と思って、念のため出発時間の3時間前に羽田空港に行ったら、意外にも西に向かう飛行機は問題なく飛んでました。

東北から遠く離れた九州だったので、何の影響もなく…

でもこの「何の影響もない」事が、かえって「何も出来ない感」が襲って来て、気が気じゃない状態で試合してましたね。

今後も大きな地震の可能性は予測としてあるという。

我々の仕事は「その時」どこにいるか?なんてわからない。

家族や友人達とは違う場所にいる可能性は少なくないのです。

だから今何が出来る?ってわけではないけれど…

せめて防災意識と、今無事にプロレスが出来ている事に感謝して、精一杯生きる!という事でしょうかね。

風化させないというのは、こういう事も含まれていると思います。

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