7月9日で、デビューして丸6年たちました。

小学校の6年間って永遠のように感じたけど、プロレス界での6年間はあっという間だったなぁ。



デビューした時が24歳。

その時点で今の火野よりも年上だもんね。

そう考えてみると、奴の持つ可能性ったらホントに底無しなんじゃないかしら、と改めて思ってみたり。



さてデビュー戦の思い出。

デビュー戦が正式に決まったのは、確か試合の2〜3日前でした。

リングネームは、最寄りのバス停「旭町」から拝借して旭志織に決定。

試合は、まだバカじゃなかった頃の石坂鉄平に玉砕しましたね。

なんだかバタバタとしてて、感傷に浸れる余裕すらありませんでした。



ただ…「これは誇ってもいいのではないか」と思える点が二つだけあります。



まず、入門からデビューまでの期間が2か月だった事。

千葉からスタートした連中の中では、未だに最短記録なんじゃないかな。

個人的には、学生プロレス時代に学んだ基礎を認めてもらえたように感じて、何だか嬉しかった。



んで、もう一つは入場時のアピール。

基本的にうちの団体の若手は、デビューしてしばらくは入場テーマ曲がありません。

つまり無音の中で入場しなければならないんですよ。

これってなかなか度胸がいるんですぜ。

僕はそんな無音の恐怖に立ち向かうべく、気合いの雄叫びを上げながら反復横飛び的ステップでリングまで進み…また気合いの雄叫びを上げながら反復横飛び的ステップで入場ゲートに戻っていくという奇行にでました。

んで、改めてダッシュして入場。

誰もか失笑を口元に浮かべてましたが、個人的には無音に完勝した瞬間でしたよ。

まぁ、試合後に思いっきりダメ出しをされて、以降二度とやりませんでしたがね…。



何だかんだと思い返してみれば、なかなか味のあるデビュー戦だった気がしてきたなぁ。

あの頃があるから今がある。

毎年、7月9日くらいはデビュー当初の初々しさを思い返したいものです。



さぁ、7年目の旭志織にもご期待くださいませ!!



では、ごきげんよう。
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