先週末に行われたニュードン関根のお龍プロデュースのΩナイト。

いろいろありまして、最後に火野&ライアンVS関根&旭&大石による敗者Ω追放マッチに発展しちゃいました。関根だけは1カウント奪取で勝利のヤツね。

しかも10分1本勝負で、時間切れの場合は私が追放という条件。…て完全に人任せかよっ。

そんなわけでドキドキの追放マッチがスタート。

でも開始してすぐに理解できました。これは旭氏が仕掛けた関根を追放する為の罠なのだと。

パートナーの旭&大石にハメられた関根のローンバトルが続く展開に。

うん、この調子なら私の追放はないだろう。

しかしΩドンに固執する関根も妙に粘ります。

そして火野が余裕を持って関根を攻めるのですが…なかなか決めにいこうとはしません。10分なのでタイムリミットがドンドン迫ってきます。            「もしやコイツ、俺を追放しようとしてるんか?!」そんな疑いの気持ちも出てくるこの極限状態。

もうパンサー稲松の目指す厳格なレフェリング理念なんてどこかに吹っ飛びました。

あの場に居たのはΩの稲松三郎でございます。

そうこうしてるうちに残り2分を切った位で関根がムカツク位の頑張りを出して、なんだか雲行が怪しい雰囲気に。

だから関根にかましてやりました。デスバレーを。

そりゃパンサーの人格0%だからねぇ。汚い事でも何でもするさ。

そして火野の誤爆ラリアットのダメージが残るライアンを無理矢理被せて私がカウントを数えれば全てOK。

…と思ったらここで信じられない出来事が?!ドンに対する執念が成せるのか、大ダメージの筈の関根がライアンの乗る勢いを利用してフォールを反転。逆にライアンをフォールする形に。

これには一瞬迷いました。しかしその一瞬は私の中ではとても長い時間に感じられました。

「このまま1カウントを数えたらライアンが追放になってしまう…しかし、もたもたしてライアンが返したら残り数秒しかないこの状況、引き分けの可能性が大だ…どうする?どうする?うん、やっぱ追放なんて嫌だもん♪」

というわけで自分の身を守る為に力強く1カウントを叩いてやりました。だからライアンが追放です。

もう人間こんなもん。極限状態に追い込まれたら自分が一番可愛いよ。

リング上では他のΩメンバーが私を責めてきます。こりゃ責任の擦り付け合いっすね。

その後カイエンタイに属する他のチームが続々とライアンの獲得を希望するので、争奪トーナメントをする事に。

状況が状況だったとはいえ、追放の1カウントを数えた身なので気まずいからΩ代表に立候補しときました。

という事で次のΩナイトでは、自分で追放したライアンを自分で取り返す為に1Dayトーナメントという自業自得な戦いをしてきます。
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