便所三郎は、姿を消したまま日々は流れて行きました。父親替わりに便所三郎を育ててきた柏さんは、毎日毎日、便所三郎の事で頭がいっぱいでした。そんな柏さんが、柏レイソルの試合にうつつを抜かしている時に、便所三郎から便りが届きました。「私は、元気です。探さないで下さい」とだけ書かれた手紙には、住所が書かれていました。柏さんは、柏レイソルの試合が終わると同時に家を出て、書いてあった住所のもとへ向かいました。柏さんは、急いでいたため、カレー弁当と、ダビスタ以外の荷物を忘れてしまいました。[行列のできる便所三郎相談所]看板に書いてあります。とうとう柏さんと、便所三郎は再会したのです。便所三郎は、身寄りのない子供たちを引取り、自分が柏さんにしてきてもらったように、自分の子供の様に育て、困っている人がいればすぐに飛んで行き、悩みのある人が来れば、朝までだって相談を受けていました。その姿を見た柏さんは、石坂鉄平の引退以来の男泣きを見せました。便所三郎話は、これでおしまいです。この続きは、皆さんで勝手に想像して下さい。長らくのご愛読ありがとうございました。次回作があるかはわかりませんが、ご期待下さい。

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・忘年会
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・あとがき
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【閲覧中】便所三郎の話11(最終回)
2008年12月28日  [Web全体に公開]
・モッコリー大佐と私2
2008年12月25日  [Web全体に公開]
・博多いろいろ
2008年12月24日  [Web全体に公開]

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