ご無沙汰しております。
本日は、ちょっと残念なご報告をしたいと思います。

　先日行われた、全日本室内選手権は２連覇という最高の形で終えました。
いろんな方から激励のお言葉をもらい、励みになりました。ありがとうございます。
　決勝戦の翌日にオーストラリアの試合に出るために、関空から出発いたしました。
なんせ、ギリギリのところでチケット確保をしたので、１２日の朝に関空を出発して１３日の朝４時にホテルに着くという、かなりタフなスケジュールとなってしまったのです。
しかも着いたその日にダブルスの一回戦が行われるという事を、乗り継ぎのシンガポールで知りました。　３時間ほどホテルで睡眠をとり、会場でアップをして試合に臨みました。
瀬間友里加ちゃんとダブルスを組んだのですが、非常にいい調子で６-０と１STセットを取ったところで悲劇は起きてしまいました・・・

私がサービスダッシュし、相手がストレートにロブを上げたので２人で追いかけました。ゆりちゃんが見送ったので、さらに私が追いかけたときに
「バキバキッッ」
っと左足を捻ってしまったのです。そのままフェンスにもたれ掛り、コートに倒れこんでしまいました。すぐに腫れ上がり、ゆりちゃんと審判が駆けつけてくれましたが、あまりの痛さに何も答えられずに処置室に運ばれました。試合はリタイヤという最悪な形で終わってしまいました。
すぐに病院に行き、レントゲンを撮り診察を受けましたが、骨には異常はなくここではどうしようも出来ないと言われ、腫れが引くのを待ちました。２日間様子を見ましたが、腫れは引かず青くなってたので帰国を決意しました。
幸い、飛行機の中で足は痛むことはなかったので良かったです。
帰国後すぐに病院に向かいました。診察の結果、左足首外側靭帯断裂という診断を受けました。その後もお世話になっているトレーナーに見てもらったり、熊本の信頼している先生に診てもらったりとあらゆる手段を取りました。
結果、手術はせずに損傷した靭帯付近の筋力トレーニングを行う方法にしました。
今はまだ痛くてリハビリも苦しいですが、一刻も早く復帰できるように頑張りたいと思います。
　
　今考えると、悲劇のカウントダウンは室内の試合の時にはじまっていたんです・・・

シングルス２回戦から、左の骨盤付近に激痛が走るようになり痛み止めを飲みながらプレーしていました。骨盤はそのあと痛みは増すことなく順調に回復していました。
がっ、シングルス準決勝、ダブルス決勝の日なんとなく左足ふくらはぎに痛みを感じていたのです。たいした痛みではなかったので、アイシングとテーピングとストレッチで済ませてしまいました。全日程終了翌日には海外出発と、体のケアを怠ってしまいました。
そんな、体のサインを見過ごしてしまったばかりに、こんな大きな怪我をしてしまったのです。
反省しています。今後は些細な体の変化も見逃さないように気をつけたいと思います。

　一日でも早くテニスができるように、リハビリ頑張ってきます！！