今朝、出勤等で人々が慌ただしく動き出す時間帯に



とあるバス通りをランニングしていたら



踵の高い靴を履いたOL風の女が、足下の不安定さなんかこの際どうでもいいんだよっ!てな勢いで



おれを一気に追い抜いたではないか



驚くのは現役プロレスラーが舌を巻くほどの、その速さ



どうやら彼女



朝寝坊したと見た



そんな中後方から、我々を追い抜かんとするバスが一台近づいてくる



走りながら後ろを振り返り、バスとの距離を確認するOL



このバスを逃せば遅刻確定なのは誰が見ても明らかなほどの、その慌てっぷり



見ればバス停までは、まだ100メートルはあろうか



当然バスは、あっという間に我々を追い抜いていく



なんとしてでも、このバスに乗らなくてはと



朝礼に間に合わないぞと



今日は大事なプレゼンがあるのだよと



OL、さらにスピードを上げ猛ダッシュ!



果たして、間に合うのか!?



乗れんのか、おい!?



あと70メートル!



60メートル!



50メートル!



40・・・てか、そのバス



警察の護送車なんだけど・・・



結局間違いに気付いた彼女は、何事もなかった感を出しまくりながら歩き出すも、息の乱れが半端なく



失礼ながら、それはそれは滑稽な姿でね



いっそのことハリセンでつっこんであげた方がよかったのではないかと



彼女も楽になったのではないかと思った次第



てことで、明日からランニング行くときは必ずハリセンをいつでも振り回せるように持ち歩こうと心に誓う夜なのでありましたって職質されるわ



やめさしてもらうわ













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