年号が平成になってまだ間もなかった、オレがまだ二十歳前後だった頃ってさ
 
 
 
プロレスラーのテーマ曲、それもオリジナルのを揃えるのは、それはそれは大変な作業でね
 
 
 
プロレステーマ曲集を謳ったCDもあるにはあったんだけど、その中の2/3くらいはカバーっていえば聞こえはいいけど、はっきりいうと偽物でさ
 
 
 
前田日明さんの「キャプチュード」と、ダイナマイト・キッドの「CAR WARS」がどうしても欲しくて
 
 
 
んで、どっちも入ってるCDがあったから「よっしゃ!これだぁ!」なんてよろこんで買って帰って聴いたら、もう2曲ともまったくの別物でひっくり返ったもんね
 
 
 
スーパーマーケットに行くと、天井のスピーカーからよく流れてるのあるでしょ
 
 
 
非常に残念な演奏の洋楽のカバーがさ
 
 
 
もうあのレベルよ、あのレベル
 
 
 
んで結局ど〜すっかっつうと、こつこつ1曲ずつ探すしかないわけだ
 
 
 
ネットなんか当然なかったから、だいたいこんな感じでね
 
 
 
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まずは週プロの選手名鑑で欲しい曲のタイトルや演奏者の名前をメモる
 
 
 
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そのメモを持って、規模が大きめで品数豊富なCDショップに行く
 
 
 
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その演奏者のCDが並んでる棚を見つけて、その曲が入ってるアルバムを探す
 
 
 
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見つかったら、そのアルバムのタイトルをメモって地元に帰る
 
 
 
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地元のレンタル屋に行って、そのアルバムを探す
 
 
 
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見つかったら(見つからなくても)、「ついでだから」という空気を発散しつつエロビデオも借りる
 
 
 
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自宅にてテープに録音&抜く
 
 
 
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抜いて抜いて抜きまくる
 
 
 
(酔うと泉太郎とこの辺のことをたまに話すけど、エロビデオを持って帰ったときの当時のオレは、それはそれは白々しかったらしい)
 
 
 
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用が済んだら返却(「CDがメインですよ〜」的な空気を発散しつつ)
 
 
 
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ま、当時はこれが当たり前だったから、めんどくさいなんて思ったことなかったけど
 
 
 
改めて振り返ると、めんどくさいったらないっつ〜の!
 
 
 
で、それを踏まえてドラゴンゲートから耳寄りな情報を、ひとつお届けしたいんですが・・・
 
 
 
彼氏とドライブしてたら、カーステレオから偽物のプロレステーマ曲がかかってきて大喧嘩して、そのまま別れた
 
 
 
そんな経験、誰にでもありますよね
 
 
 
「あんた!これのどこが『吹けよ風、呼べよ嵐』なのよ!?」
 
 
 
「え?これ偽物なの?」
 
 
 
「こんな温い『吹けよ風、呼べよ嵐』なら天下のアブドーラ・ザ・ブッチャーも、無名時代のゼーラス・アマーラに逆戻りよ!」
 
 
 
思えば当時のアベックの別れる原因の90%が、これでした
 
 
 
このような経験をドラゲーファンにさせてなるものかと、会場でかかってるのとまっっっっっっっっっったく同じ!
 
 
 
全曲完全オリジナルのドラゲーテーマ曲集、その名も『OPEN THE MUSIC GATE 2013』を、この度ご用意させていただきました

 
 
ただ今、絶賛発売中でございます
 
 
 
ぜひこのCDを皆様の充実した、ゴールデン・レインボー・ドゥリーミング・ブルースカイ・エメラルド・サーロイン・パラダイス・ライフの一環にお役立てください
 
 
 
以上、長々と失礼いたしました
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