10周年後楽園大会からずいぶん時間が経過した

真霜戦を終えて思ったことを書いてみた


真霜との戦いは思い描いていた通りの試合になった

長時間の試合を予想した人もいたんじゃないかな?

いい意味で見る側の予想を裏切りたかった

長けりゃ名勝負?

そんな時代もあったかもな

確かに長時間戦えばよりじっくり戦えるし伝わりやすく響くかもしれない

じっくりとした攻防が売りでもあるKAIENTAIDOJO

自然とタイトルマッチは長時間になることが多かった

実際俺の15周年での真霜戦は30分近い死闘だった

今回俺の中のテーマはKAIENTAIDOJO10年の完成形だった

俺の中で長時間かけてじっくりやる戦いは完成形ではない

理にかなった動き、攻防に集中し無駄な動きを排除すればそんなに時間はかからないと思った

見せる要素が強くスポーツエンターテイメントと言われるプロレスという競技の中で見せる要素を最低限まで押さえてみた

今回の戦いは無駄な攻防は一切ないと断言できる

短時間の攻防ながらロープにふることもなくカバーもお互い一度もない

ただ相手を倒すためにいかに有効打を叩き込みダメージを与えるか、相手がどうでるかを読み受けきれると判断したとこはうまく受け流す先の先まで読み合うまさにサイコロジープロレス

みちのくドライバーに繋ぐためへの首への集中攻撃

打撃を得意とする真霜の打撃力を殺すための足攻め

一点集中を得意とする俺だが今回言ってみれば二点攻めに組み立ててみた


真霜は戦前の俺の『殺し合い』という言葉に拒絶反応をおこしていたが真霜との戦いはどちらも五体満足では終わらない物を使わぬ肉体と肉体のリアルデスマッチ

この試合で命を落とす可能性も充分にありえる

そういう意味での『殺し合い』だ

毎回何かが起こる真霜戦

勝機と思って蹴りを放った際にまさかの脱臼

しかし自力で外れた肩を入れて場外ダイブ

イチかバチかだった

脱臼直後の場外ダイブは大きな賭けだった

これでトップロープから落ちるようなことがあれば俺の負け

なんとかトップロープに飛び乗れた!

そこから高さを出し上から真霜を押し潰す

膝へのダメージは上からの攻撃で倍増される

飛べた瞬間勝利を確信した

明らかにそのあとの真霜の蹴りは弱まっていた

真霜の執拗な首攻めに俺のダメージもかなり蓄積されていた

お互い勝負に出るもみちのくドライバー、垂直ブレーンバスターは決めさせない

フラフラなはずなのに引かない真霜はさすがだ

勝負どころで俺が垂直ブレーンバスターをだせば真霜はみちのくドライバー

真霜の真剣に俺のスーパーK

気力の勝負

最後の力を振り絞り真霜を持ち上げようとする

あとちょっと

あとちょっとで力尽き垂直ブレーンバスターを食らい真っ白になる

負けた

勝負タイムは17分弱

いままでに比べると短いタイムだが理にかなった攻防が凝縮されたKAIENTAIDOJOスタイル10年の完成形だ

必殺技が本当に必殺技になるプロレス

大技乱発はいらない

無駄なロープワークもカバーもいらない

ただお互いの必殺技を出すために試合を組み立てていき必殺技を出せた方が勝つシンプルで解りやすいプロレス

それがKAIENTAIDOJOが目指すスタイルである

真霜と二人でKAIENTAIDOJOスタイルを体現することができた

よそにはないプロレス

これがKAIENTAIDOJOでしか見れない戦いだ!

現代プロレスを否定するわけではないが真の昭和プロレスの進化とも言える今回の戦い

より多くの人に生で体感してもらいたかった

あとで映像で見ることもできるがやはり映像では伝わらない部分もあるからな

ま、GAORAのプロレスKINGで放送はあるんで良かったら見てください




でも

やっぱり

時間がたてばたつほど悔しさが込み上げてくる

悔しいな

最後

最後の最後

真霜を持ち上げるあとちょっとの力があれば、、、


次への課題が見えた

俺はまだまだ成長できる

KAIENTAIDOJOスタイルもまだまだ進化できる

20年やってもまだ掴め切れない

プロレスとは奥深いものである
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しばらくサボってすいません

TAKAみちのくです

おかげさまでKAIENTAIDOJO10周年迎えました

真霜戦についてブログに書き記したくて長々と書いてるのだがなんていうかうまくまとまらない

気づけば一週間以上経過

言葉で伝えるのが難しい

やはりアレは生で見てもらいたかった

とはいえそろそろ書き終えなくては

より多くの人に読んでもらいたいからすべてのブログに同文をアップします

あとはGAORAのプロレスKING見てね

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